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2008年05月19日

ソロトレッキングキャンプ@将監峠

将監小屋のテント場に泊まってきました!
ソロトレッキングキャンプ@将監峠

奥さんに提出した計画書では、将監小屋のテント場に設営後、唐松尾山まで一登りしてくるの予定。当日の予報 ”山間部ではにわか雨か雷雨”が気になりますが、とりあえず出発。

行きは勝沼ICから塩山を経由し、大菩薩ラインを走りました。新緑の快走ルートで交通量も比較的少なくバイクには最高なルートです。落合からは、全線舗装の一ノ瀬林道を、三の瀬集落まで走ります。

大菩薩ライン
ソロトレッキングキャンプ@将監峠

民宿しゃくなげの駐車場(1000円/泊)に車をとめ、歩き始めます。

駐車場
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
三の瀬から将監小屋までの道はこのような林道と、七ツ石尾根という登山道の2通りの道があります。
本日は林道で登り、帰りには尾根道を下ることにしました。

将監小屋へむかう林道
ソロトレッキングキャンプ@将監峠

小屋までの標高差は400m強ですが、だらだらと距離のある林道登りは意外と疲れました。
林道の途中でおそれていた雨が、、ゴア雨具はこれまで肌寒い時の防寒用にしか使ったことがなく、
雨具としての利用ははじめてです。昔バイクに乗ってたときに使ってたゴム引のカッパは何も動いてなくても蒸れて不快でしたが、やはりゴア雨具は快適ですね!

登山口から2時間半ほどで、小屋に到着しました!

将監小屋
ソロトレッキングキャンプ@将監峠

受付でテント代500円を支払い、テントを設営します。テント場は南向きの斜面に段々畑状にサイトがあり、なかなか気持ちいいです。テント場にはまだテントは一つもありません。最上部のサイトに陣取りました。(のちにイマイチのサイトだったことが判明)

ソロトレッキングキャンプ@将監峠

設営を終え、予定の唐松尾山へ向かう前に、小屋前の屋根付の休憩所で持参の昼食などを食していると、、
ゴロゴロゴロゴロ。。。”、、雷です。ひきつづいてものすごい大雨が、、
「山間部はにわか雨か雷雨」という予報通りです。気象庁、、なかなかやります

ということで唐松尾山敗退決定。^^;

休憩所
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
休憩所でゆっくりビールなどをのみながらくつろいでいると、つぎからつぎへとガイドさんに率いられた団体さんが到着されます。聞き耳をたてていると、どの団体も本日は小屋泊まりで、明日は和名倉山に登られるようです。とても人気の山みたいです。それにしても、あまり大きくないと思われるこの小屋、多分今夜はすし詰め状態だと思われます。やはりテント泊ですね!

今日は文庫本も忘れてしまって、やることもないので、テントに戻ってお昼寝タイム。

目を覚ますと4時半をまわったところ。にわか雨もほとんどやんでいます。テント場にはいつのまにかもう一張りが設営されています。結局本日のテントは2張りのみでした。

休憩所で本日の夕食、、先日帰省の折にゲットした、東海地方出身者のソウルフード、スガキヤ味噌煮込みうどん♪
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
将監小屋の水場です。よく出ています。(ちょっと木くずなどもういてますが、、^^)
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
小屋の中が混雑しているとみえて、他の登山者のみなさんもお外に出て時間をもてあましているご様子。
テント泊ということで上級登山者と勘違いされるのか、おじさまやおばさま方に「今日はどこから?」とか「明日はどこへ登るの?」とか話かけられます。
今日は三ノ瀬からあがってきっただけで、、ムニャムニャ(訳:明日も三ノ瀬へ降りるだけです)」
ええーと、唐松尾山あたりに、、ムニャムニャ(訳:登ろうと思いましたが、やめました)」
などとお茶をにごします。^^

雨は小雨ながらあいかわらず、降ったりやんだりです。
テント場からトイレまで行くのにいちいち雨具をつけるのが面倒なので、ビール&お酒も控えめにしておきました。今回のように降ったりやんだりならタイミングを見計らうこともできますが、雨が降り続く中のテント泊ならやはり折り畳み傘でもあると便利だろうなと思いました。今回の反省点です。

することもないので、7時には寝袋に入りますが、お酒も控えたため中々寝付けません。
8時半頃に外が明るくなったのを感じて外をのぞくと、雲が晴れ月が出ています。
月光に照らされた雨上がりのテント場の光景は中々いい雰囲気でした。

そろそろ眠くなりました。夜半はまた時折激しい雨がテントをたたいていたようですが、放射冷却がないためか気温は高く朝までぐっすりと眠ることができました。
ふと、気づくと枕元をどすどすと歩く足音で目が覚めました。時刻は4時半。小屋泊まりの団体さんの出発は早いです。このサイトのすぐわきが登山道だったようです。サイト選ぶときは登山道わきじゃないことをチェックすべきでしたね。反省点その2です。
この時のテント内気温は9度。先日の夜叉神は氷点下でしたので、今回とてもぬくぬく眠れたのも納得です。

朝食をつくったりコーヒーを飲んだりうだうだしていると、つぎつぎと小屋泊まりの人たちは出発していきます。
もう一人のテント泊まりの方とちょっとおしゃべりしました。この方は昨日は飛竜山から、本日は笠取山へ向かうとのこと。ここにはキャンプに来たんですよ。と正直に白状^^すると、「あーそれいいですねー。ここのテント場気持ちいいですもんね。こんど僕も子供連れてきてみようかなー」と賛同頂くことができ、ちょいと嬉しかったです。

霧にけむるテント場の朝の風景を楽しみながらコーヒーを飲みました。
ソロトレッキングキャンプ@将監峠ソロトレッキングキャンプ@将監峠
眺望にはめぐまれませんでしたが、雨の山の風景もいいものですね。撤収、パッキングを終え、出発は7時半。本日最後の出発者です。
ソロトレッキングキャンプ@将監峠

この斜面を一登りで将監峠。ここからは気持ちのいい雨上がりの林間散歩です。
ソロトレッキングキャンプ@将監峠ソロトレッキングキャンプ@将監峠
10分ほどで、気持ちのいい草原の牛王院平です。小ピークがあったので登ってみました。和名倉山へつづく稜線がもやの間に見えています。
ソロトレッキングキャンプ@将監峠ソロトレッキングキャンプ@将監峠
和名倉山と唐松尾山の分岐点である、山の神土というところまで軽くピストンし、牛王院平から下山路である七つ石尾根に入ります。
山の神土
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
七ツ石尾根
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
クマザサと唐松のなだらかな尾根をゆっくりと降りていく道はとても気持ちよかったです。すれ違ったのは一組のみ。
新規導入したベアベルは、ひとけのない山歩きにおける安心感に少し貢献してくれたように思います。

2時間ほどで下山。駐車場を借りた民宿しゃくなげで昼食にうどんなどを注文し、花にあふれた一ノ瀬高原の春の光景を楽しみながら頂きました。
ソロトレッキングキャンプ@将監峠ソロトレッキングキャンプ@将監峠
帰路は大菩薩ラインを少々すすみ、丹波山上野原線を走りました。いくつかの峠と里を越えるこの道も雨上がりの新緑にあふれておりとても気持ちのいいドライブができました。
ソロトレッキングキャンプ@将監峠
雨のテント場、、ちょっと経験値の増えた新緑の旅第二弾でした!
地図はこちら


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この記事へのコメント
将監峠に行かれてたのですね。
晴れていれば、また違った顔が見られたかもしれませんね。どうもお疲れ様でした。近くの大菩薩嶺には・・・山仲間の間では割と有名な隠し金のある岩穴の言伝えがあります(^^;
それはともかく、富士見山荘の近くのテント場もものすごく気持ちよくてオススメです。富士山のヴューポイントですし。
大菩薩にある荷渡し場という場所は、因縁の場所で塩山と小菅の部落の産物交換の場所とのことですが、これは体制に与せぬ山の民の隠れ市だったかもしれません。そんなことを考えつつ、楽しめる金のにおいのする大菩薩もいいですよ~♪
Posted by ユウ_zetterlundユウ_zetterlund at 2008年05月19日 21:25
>ユウさん
大菩薩もいかないととは思ってましたです!
以前友人たちと嵯峨塩鉱泉に泊まったときに途中までは登ったことがあったんですが、、

富士見山荘HPにはテント場について書いてないですが、実際はあるのでしょうか?それともそばの福ちゃん荘というところのテント場でしょうか?

岩穴の隠し金探してみたいですね^^
Posted by kimatsu at 2008年05月19日 22:00
私もテント持参で山へ登られてきたら迷わず上級者と思います^^
天気はイマイチみたいですが個人的に雨のテント泊大好きです、時間がゆっくり流れてとても気持ちよく過ごせます。

最近少しアイテムを増やしましたが使うのは秋頃かもしれません、今は近くで無線が楽しめるのでしばらくお休みです。でもそのアイテムの中で傘は買いましたよ(笑)
あとゴアかそれ相当の合羽が欲しいのですがなかなか良いお値段しますね。
Posted by 横道(チバKX56)横道(チバKX56) at 2008年05月19日 22:05
雨に降られても結構楽しそうですね~
やっぱり山の上だからですかね?
テント泊してると上級者?そう思われちゃうのは困りますよね!(笑)
Posted by チャイ at 2008年05月19日 22:41
雨に降られても幕営はいいものですね。静かなテン場だと仕事を忘れて癒されますね。ただ翌日も降っていると撤収が大変です。重たくなるし~ 嵩張るしで。
晴れたら早起きして取り敢えずテントひっくり返して少し干してからたたんで出発するようにしています。

大菩薩ですが富士見山荘にはテン場はありません。福ちゃん荘か下のロッヂ長兵衛になります。
でも大きな声で言えませんが、水さえあれば賽の河原避難小屋内にテントを張れば・・・あっ 冗談です 怒られますから・・・
Posted by 茶柱 at 2008年05月19日 23:12
>横道さん
テントの中で雨に打たれる音を聞きながら寝るのもいいものですよね♪
撤収時だけは雨が上がっててくれた方がいいですが。^^

春から夏は無線にいい季節なんですね!
Posted by kimatsu at 2008年05月20日 08:38
>チャイさん
今回は雨を半分覚悟の上で、初めての雨の山登りの訓練と思ってましたので、、 でも、せっかくのぼったら、やはり眺望があった方がいいですね!
Posted by kimatsu at 2008年05月20日 08:40
>茶柱さん
やはり雨ふりの中の撤収は大変でしょうね。森林限界の上だと風もすごかったり
するでしょうし。

今回はじめて混んでいる山小屋を見ましたので、やはり重くてもテントがいいなあと認識しました♪
Posted by kimatsu at 2008年05月20日 08:47
いいですね~。
とても、ゆっくりとした、贅沢な時間を過ごされましたねぇ~

雨のテント内もなかなか、いいもんでしょう?
子供の頃、基地なる、ほっ立て小屋を板切れで作り、雨が降ったとき、小屋の中でトタンにあたる雨音を聞いてましたね~

今思えば、アウトドアの始まりだったのかも (^_^;
Posted by たそがれライダー at 2008年05月20日 14:03
>たそがれライダーさん
基地遊びがアウトドアの原点、、確かにそうかもしれませんね!
Posted by kimatsu at 2008年05月20日 22:06
なんだか気持良さそうですねぇ
昨日奥さんに「1人でキャンプ行ってくる」と言ってみたら、えらい怒られました(^^;)
Posted by monkichi88monkichi88 at 2008年05月20日 23:10
キャンプやるための登山。
アリアリですよねー!
実はワタクシ、最近「バックパックのみでのキャンプ」を妄想しております。
まぁ、山に登るかどうかと聞かれると.... 根っからグータラなもんでw
Posted by いのうえいのうえ at 2008年05月21日 02:13
気持ち良さそうなテン場ですね。
妻OKがでたので、私も今週は、画策しておりまます。
Posted by nhiro at 2008年05月21日 08:09
>monkichi88さん
ソロのお許しは出ませんでしたか。^^
奥さんもキャンプ好きなんですね。
装備の充実になんの障害もなさそうでうらやましいです。^^
Posted by kimatsu at 2008年05月21日 08:32
>いのうえさん
HHをしのばせたザックを担いでどこかの森の中でステルスキャンプ
なんてのも楽しそうですよね。ご一緒したいです♪
Posted by kimatsu at 2008年05月21日 08:35
>nhiroさん

nhiroさんもどこかに出撃されますか。レポ楽しみにしております!
Posted by kimatsu at 2008年05月21日 08:40
すみません、勘違いしてました。
福ちゃんのほうでした(^^;
ここは、けっこう隠れ家ポイント高し、です。
Posted by ユウ at 2008年05月21日 08:52
>ユウさん
福ちゃん荘ですね。今度行ってみます♪
あのあたりも楽しい林道多いですし。^^
Posted by kimatsu at 2008年05月21日 09:55
こんばんは。先日は当ブログをご訪問いただきありがとうございました。
2張りのみのテント場はゆっくりできたのでしょうねー静かなところで過ごす時間って本当にいいですね。うらやましい~
またお邪魔いたしますのでよろしくお願いたします。
Posted by ぐらっちぇ at 2008年05月26日 23:50
>ぐらっちぇさん
ご訪問ありがとうございます!
雨中ツェルトビバークお疲れ様でした!ぐらっちぇさんのブログで憧れの北アルプスの世界をまたのぞかせて頂きます。よろしくお願いします!
Posted by kimatsu at 2008年05月27日 08:02
こんばんは。すっかりヤマビルが恐ろしくなって
夢に見るまでの毎日です。
そこでは、煙草を吸う僕と、血を吸われる僕が怒鳴り合ったりしてます。

一方、北アルプスは残雪が減って、夏山の姿を見せてきました。
美しくないものと、美しいものが向かい合っているようです。
Posted by いまるぷいまるぷ at 2008年05月27日 20:43
>いまるぷさん

ヤマビルプルーフ波動シューズをお借りできれば、Tシャツ短パン単独にて
丹沢でヤマビル星人を偵察してくるのですが。。^^

北アルプスの美しい写真また楽しみにしております!
Posted by kimatsukimatsu at 2008年05月27日 22:14
どもどもです。訪問ありがとうございました!
大菩薩・・・実は仕事の関係で最近まで住んでましたw
今の季節はいいですよね。。。
Posted by とらじとらじ at 2008年05月29日 08:59
>とらじさん
ご訪問ありがとうございます!

大菩薩に住んでおられたんですか!!?
どんなお仕事なのでしょう?とても気になります。

大菩薩はいい季節ですか。そろそろ行ってみます♪

今後ともよろしくおねがいします!
Posted by kimatsu at 2008年05月29日 09:11
自動の上條の機関の自動の金槌は1つのえこひいき度(度合)のとても大きい慣性の素子です。それは重力効果の下で、腕のイベントが回転を左右することに従います。リベット締めがオートキーの軸穴下のに相当して歯車を鍛えるも自動の金槌の1つの巻取軸が回すことに従います
Posted by グッチ偽物 at 2013年07月24日 17:46
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