できるだけ山

ＯＲ（アウトドアリサーチ） ドライピークバガー　Outdoor Research Dry Peak Bagger


ウィットがスパイスとなった理詰めの語り口により、紹介されているものがどれもこれも欲しくなってしまうという、物欲まみれの登山初心者には危険なブログを展開されているソロノッポさんの記事にまんまと触発され購入したサブザックです。

somtamさんの記事で、見目麗しき奥様の足下に無造作に転がっているのもこれです。

シームシーリングされたシルナイロン（ナチュラムの商品紹介ではなぜかシルクナイロン（笑））の材質とロールトップ型の形状による防水性と、27リットルで250ｇ強という軽量性を特徴とします。

テント場までは防水スタッフバッグとしてシュラフやら着替えを詰めてメインザックに詰め込み、テント場からは頂上へのアタック用のサブザックとして使うという用途を想定して購入した次第です。

オレンジ色の山道具に目がない＾＾私のハートを刺激するデザインも魅力。

空荷状態では、完全にペラペラの防水スタッフバッグにショルダーベルトが生えているという感じ。
背負い心地をうんぬんするようなものではないですが、みたまんま想像通りの背負い心地です。それでも雨具と防寒具と非常セットくらいの軽量な荷で歩くなら十分に快適です。大きめのフロントポケットとさらにその外にアイスアックス取り付け用の細長いポケット（底がないのでポケットではないですが、なんというのでしょう）がついています。

チェストストラップのバックルは笛になっています。吹いてみましたが、あまり大きな音は出ませんでした。。

フロントポケットは大きくてよいのですが、例えばペットボトルのような重くてすべりやすいものを入れると、ちょっと前傾姿勢になった拍子に簡単に飛び出てきてしまいます。スナップかベルクロで簡単にでもポケットの口を閉じられるようになっているともっと使い勝手がよかったかなとおもいます。

背中に当たる部分もシルナイロンになっているためよく滑り、ヒップベルトもないので、重めの荷を詰め込むとチェストストラップがチョーカー状態となってちょっと苦しくなったりします。ショルダーベルトのあまりがやたら長くなっているので、ちょっとためしにそれをお腹にまわして結んでみたら、ちょっとましな感じでした。

ペラペラなだけに非常にコンパクトになるので、山以外にも、ビジネスバッグやハンドバッグにしのばせて、ショッピングバッグ代わりとか風呂敷代りにするのも便利かもしれませんね。完全に袋状になった27リットルの容量は結構な使いでがあります。

ツェルトと#7のシュラフとUBERLITEで泊まれるような時期のテント場ならばこれだけでも十分に泊まれそうかなと夢想したりもしています。

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この週末、長男とでかけたキャンプのついでのハイキングでも試用してみました。



キャンプしたのは、バラエティ番組で使われていたということで長男にねだられた奥多摩のアメリカキャンプ村。
正直ほとんど魅力のないキャンプ場ですが、場内の急斜面に標高差7，80ｍにわたって作られたフィールドアスレチックコース（有料）はなかなかにハードで、三点支持やはしご場のちょっとした訓練になりました。また、デイキャンプやバンガロー泊が主で、サイトはおまけ程度に敷地の外れの方にあるだけ（しかもオート不可）なので、サイトが混雑していなければ意外に静かです。

VL22。暖かかったです＾＾。


今回はVL22に2人で寝るテストも兼ねてたのですが、十分に快適に眠ることのできるサイズであることを確認しました。

翌朝はドライピークバガーを背負って、海沢林道をとことこ、海沢三つ釜の滝を見に行ってきました。林道途中にもいくつも立派な滝があって、なかなか気持ちのいい朝飯前ハイキングでした。



キャンプ場撤収後は、奥多摩周遊道路を経由、月夜見第二駐車場と都民の森に立ち寄り、鞘口峠まで歩いてきました。
これは来週行われるハセツネのコースの一部。roadman71さん、夜明けのランブラーさん、まこぞっきさんは来週末の夜中にここを走られるというわけです。どうぞ皆様ご無事で！

月夜見第二駐車場近辺


鞘口峠