箱根 明神が岳
改題やらアドレナリンやらで棚上げでしたが、先週末は箱根外輪山のひとつ明神が岳(1169m)へいってきました。
出発点は大雄山最乗寺(310m)。 別名、道了尊とも呼ばれる寺院。
神奈川県民なのに、恥ずかしながらまったく知らなかったのですが、門前にみやげ物店もあるような、なかなかに立派なお寺で、駐車場もたっぷり250台分。
高尾山のごとく天狗が名物。天狗の下駄の横から登山道がはじまります。
明神が岳へ登る尾根は、東名高速を走ると、大井松田あたりで小田原方向をながめると、緩やかな傾斜の尾根が幾重にも重なっているさまが見えるのですが、その重なりの中のひとつ。
遠くから眺めた想像の通り、なだらかにのぼり一辺倒が続く、とても歩きやすい登山道です。
トレランをはじめるにあたっての走力鍛錬はここがよさそうです。(なんて。。)
なだらかなだけあって、距離はありますが、路程の半分ほどをすぎると樹林帯からも抜けて大変気持ちのいい登りです。
振り返ると見えたのは丹沢大山
2時間ほどで、稜線に到着。
箱根方面がどどーん。風は強いです
もうここからはすぐ明神が岳頂上。
やや雲にかくれがちながら富士山いきなり顔を出します。
風がやたら強いので、笹薮にかくれてコーヒー&昼食。やたら寒いので合羽とネックゲーターを着用。
少し待っていると、強風に雲も流されて、富士山が全貌をあらわします。
金時山ごしの富士山
ほぼ全方向がすばらしい眺望です。
小田原方面
丹沢方面
小一時間ほど、眺望コーヒーと、眺望おにぎりと、眺望魚ソー、などを楽しんで、下山。
丹沢や相模湾方面の展望もよくて気持ちよい下りです。
リフト跡らしきものが。スキー場でも?
よくある看板。どうしても書かずにいられないんでしょうか、こういうこと。
道了尊へは、伊豆箱根鉄道大雄山線の終点、大雄山駅から頻繁にバスが出ているようです。ですので、電車を使って、明星が岳経由で宮城野へおりたり、逆方向、金時山を経由して乙女峠へおりたり、というプチ縦走ハイキングも楽しそうです。
爽快な絶景ハイキングでした。
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