長尾峠から金時山

kimatsu

2008年11月26日 00:05

連休は久しぶりに2泊3日で富士山周辺の某キャンプ場へ。ファミキャン装備の虫干しに行って参りました。中日には長尾峠から金時山までの尾根歩きなど。




長尾峠駐車場(950m)から出発。駐車場は箱根スカイラインの料金所のすぐ手前にあります。この駐車場はかなり広い(100台以上)ですが、登山者とおぼしき車は2台ほどとまっているだけ。観光客の写真スポットではあるようです。
長尾峠駐車場。早くも富士山がどどーん。


こんな道で、まずは尾根道の最初のピーク丸岳(1156m)へむかいます。


しばらくゆるやかな登りを歩くととこんな眺望のいい道に。


芦ノ湖と三国山のさらに奥にかすんでいるのは西伊豆方面のお山でしょうか。

丸岳山頂はこんな眺望を楽しめるテーブルなどがあって山ラーメンに最高な場所。
大湧谷から煙


丸岳近辺の道を脇に入ったところにこんなよさげな(何に?)場所を発見!


丸岳から乙女峠(1005m)までは小ピークをいくつか越える下り。樹木の間からはちらちらと富士山を望めます。


乙女峠


ここまでは静かな道でしたが、乙女峠から先はハイカーが非常に多くなります。2つのピークを越える道もやや急な登り下り。正確にピークをたどる尾根歩きは結構疲れるものです。


やっとついた金時山頂上(1212m)は人がこぼれ落ちんばかりにあふれていました。こんなに人だらけの頂上は初めてです。人気のある山とは知ってましたが、これほどとは!何がこれほど人々をひきつけるのでしょうか。富士山と箱根を見渡せる景色は確かにすばらしいですが、静かな丸岳の方が私としてはよほど魅力的でした。

  

金時娘の金時茶屋。



今はもう娘と呼べないお年となっているこの茶屋の主、金時娘さんは新田次郎の小説「強力伝」のモデルとなった小宮山さんの実の娘さんです。

人の多さで落ち着かない中で持参のおにぎりなどを食して、来た道を戻ります。

戻る長尾峠ははるか鉄塔の丸岳山頂の先。


往路は「まだ着かないのか」と不平を漏らしていた子どもたちも、帰路は誠に足取り軽やかで、やや置いて行かれ気味。気力でなんとか対応いたしましたが、小学生も中学年ともなると体力はあなどれませんです。。 帰り道の方がより歩きながらの眺望を楽しむことができました。片道での縦走ならば金時山から長尾峠、湖尻峠へ向かう方向を歩くのがよいのは間違いないでしょう。

我が家のファミリーハイキングとしては多分これまで最長の距離、がっつりと歩いて参りました。

補足:
キャンプ場からの富士山。芝>客な感じのキャンプ場です。


キャンプ場からの帰りにはちょっと富士山の中腹を歩いてきました。当日が富士山スカイライン登山路線の最終日だったようです。

富士山新五合目から新六合目への道。今年初めて見る雪がちらほらと。。




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