高取山・仏果山

kimatsu

2008年02月24日 08:25

春一番のふいた昨日、数週間ぶりに山歩きにいってきました。
これまでの山歩きは丹沢の南部ばかりでしたが、ちょっと方向を変えた本日の行き先は宮ヶ瀬湖のほとり、高取山と仏果山です。



車を半原方面に走らせると、これから登る高取山と仏果山が見えてきます。数週ぶりの山歩きなんでわくわくします。



愛川ふれあいの村に車を駐め、高取山へ向けて歩き始めます。今年一番の気温の日とあり、かなりぽかぽか陽気で
登りではあせが吹き出ます。ほぼ同時に登りはじめた同年代の男性は半袖のTシャツ一枚になって登っていきます。

標高500mあたりで、林道を横切ります。地図にはないので新しい林道のようです。

ジムニーで走ったら楽しそうな見晴らしのよい道ですが、神奈川のほとんどの林道に据え付けられている頑丈なゲートがこの林道の入り口にもあることでしょう。

林道を越えて見晴らしのよい尾根道に入ると、ところどころ雪が出始めました。



軽アイゼンをつけるかどうか迷いましたが、先行者の足跡にアイゼンのあとがないこともあり、面倒なのでそのまますすみました。日陰では凍っているところもありましたが、足のつくところを選びながらなんとか登れました。



高取山頂上までもうすぐというところは、一面の雪で、まるでスキー場のゲレンデのようになっていました。
アイゼンをつけなかったことを後悔しました。。すぐそこに見えている頂上まで小三十分ほどかかってしまいました。^^;

雪におおわれた頂上は相模原方面が一望できる素晴らしい眺望です。さらにこの頂上には立派な展望台があり、ここに登ると、白く化粧した丹沢の山々をバックにした緑色の宮ヶ瀬湖の美しい大パノラマを楽しむことがきました。頂上に立派な展望台というのはちょっとムードがそがれる気がしますが、それを補ってあまりある素晴らしい展望でした。



見晴らしのいいテーブルにて、用意した本日の昼食は鍋焼きうどんです。
コンビニで買った冷凍の鍋焼きうどんですが、ここでちょっと失敗、、 アルミホイルの鍋にセロハンのふたがついているだけで
密封されていないので、長い時間持ち歩くと凍っていたつゆ成分がとけだし、ザックの中を汚してしまう可能性があります。今回は幸いコンビニの袋でつゆ成分はシャットアウトされていましたが、あやうくお気に入りのザックを鰹だし臭くしてしまうところでした。(^^;)
ともあれ、眺望を楽しみながら雪でおおわれた頂上で食べる鍋焼きうどんは最高にうまかったです!



食事後、軽アイゼンを装着して仏果山へ出発しました。仏果山への道は両側がきりたった細い稜線歩きで結構スリルが
ありました。ところどころ凍ったところでは軽アイゼンの威力に感動しました。


仏果山山頂にはかわいい石仏がありました。



この山頂は眺望はあまりありませんが、やはりここにも同じような展望台がありました。とりあえず登ってみましたが、やはり素晴らしい展望ではありますが、直線距離で数百メートルとはなれていない高取山とやはり大して違わないものでした。



暖かい快晴の一日ということで頂上で食事を楽しんでいるグループが結構いました。

仏果山から半原方面へ下る尾根は北側であることから結構な残雪で慎重に下りました。
春一番か、午後からは風もかなり強かったです。

500mあたりまでくだって、雪ももうなさそうと思い、軽アイゼンを外してびっくり!。
ドロと落ち葉がびっしりとこびりついていてちょっとやそっとでは落ちそうもないです。
あまりに汚いのでアイゼンケースに戻す気がしなく、しかたないのでゴミと一緒にゴミ袋に入れて
ザックに入れました。大活躍のアイゼン君、ゴミ扱いしてごめん!

今回の反省点は次の通りです。
・アイゼンは早めに装着!
・冷凍鍋焼きうどんの液漏れに注意!
・どろどろのアイゼンをいれる袋を持参すべし!

楽しくてちょっとスリルの山歩きでした!

地図はこちら

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