できるだけ山

北八の天狗岳に出かけてきました。



山葵色のジャケットを華麗にきこなしていこうというアラフォーの俄ハイカー（トオルさん、らんどさん、私）のゆるーいアライアンス。その名もチーム山葵の企画。
当初は伊豆でトレラン＆ビバークの計画でしたが、色々とあって、オーレン小屋テン泊での硫黄天狗ハイクへと計画変更。キャラの薄い3人組ですので、お師匠、総帥、鳥さんという濃い面々にもお声がけしたところ、快くご参加下さいました。

土曜は所用のため夕刻にオーレン小屋着。前回はすれ違いでお会いできなかったトオル先輩とついにお会いできました。初めてお会いしたトオルさんはイメージ通りのイケなメン。チーム山葵の阿部ちゃんといったところでしょうか。奥様が石川秀美似だけはあります。

いえ、決してこんな素敵な手作りバッジを頂いたからというだけではなく。



10時頃から飲み続けているというお師匠や、高山病らしきらんどさん、「暑がりでもないのに薄着でタープ泊」の鳥さん、次々と落ちていく人々を送りながらも、消灯時間の9時まで楽しい時間を過ごしました。ナイスガイいのうえさんからは、またしても御鶏様の御下賜なども。
夜半すぎから降り出した雨は3時頃には大雨に。翌日は朝から濃いガス。山頂に行っても展望もないでしょうから、いっそ今回はピークなしでも、、などと考えたりしましたが、お師匠に「そんなやつは破門だ！」とどやしつけられまして、しぶしぶ3人で出発。

箕冠山までは、樹林帯のゆるやかな道。霧に濡れた緑もよいものです。

箕冠山の先だけちょっと雪も。


根石山荘付近はガスと強風。


根石岳を越える頃には、ガスも少々晴れ、稜線がちらみえしてきました。


トオルさんが小さく！


そんなこんなで東天狗岳山頂（2648m）に到着。


らんどさんの入れてくれた紅茶を飲みながら、西天狗まで往復するというトオルさんを見送り、今回のピークハントも無事終了しました。

確かに、ガスってましたよ。はい。もうそれは認めます。

その他詳細は「さて週末はどこを走りに行こう」や「さくさく山歩き」を！

＜補足コーナー＞
・今回のテント場

いのうえさん　OR　NightHaven
鳥さん　　　　　ID SilTarp1 +　GraniteGear Tarp Dodger
らんどさん　　 GOLITE Trig1
お師匠　　　　ステラリッジ３
トオルさん　　MSR ハバハバHP
私　　　　　　　ワンショット

今回秘密のベールを脱いだトオルさんの幕体は、イケメンにふさわしいMSRハバハバHPでした。これで裏山で野営とかしているのだそうです。さすが、堀ちえみ似の奥さんをお持ちだけあります。

いのうえさんのNightHavenとらんどさんのTrig1は結露がｴﾗｲｺｯﾁｬｴﾗｲｺｯﾁｬだったそうですよ。
私のワンショットは、ほぼ結露なしだったのですが。　ｳﾌﾌｳﾌﾌ。ワンショット！ワンショット！

・その他装備について
今回の装備はこれ＋酒、食料、水で7.5kgほど。

・ORバーテックサミットサックについて
以上をこれに詰め込んで行きました。コンプレッションベルト兼用のウェストベルトはきちんと腰でサポートすることができないため、ほとんどの荷重が肩にかかることになり、思いの外疲れました。少々ザック本体は重くてもタロンの方が断然楽です。バーテックスﾅｶｰﾏのらんどさんも全く同意見だったようです。

・エスビット585mlクックセットについて。
単体でも通常のおりたたみ式のエスビットストーブと比べれば風にも強いですが、薄手のアルミ箔とクリップでも持参すれば、より完璧に風の影響を遮断できそうです。樹林帯のテント場ならば充分使えるのではないでしょうか。飯も超アルデンテながら炊けました。爆発の恐れもありませんし。