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2009年06月04日

気にならないでもない新製品 Tarptent

昨年6月Contrailを購入した直後にSubliteという新製品が出たように、今年もいつの間にかTarptent社から新製品が2種出てたようです。Tarptentの夏ですね。
気にならないでもない新製品 Tarptent
思い切り冬の画像ですが。

新製品その1. Scarp2
Highly versatile, roomy, double walled, and stormworthy at 3 1/4 lbs, the Patent Pending Scarp 2 offers three or four season protection. The Scarp 2 sets up staked or free-standing with optional crossing poles.
気にならないでもない新製品 Tarptent

この角度だと北欧のやつに似てるかもです。

2人用 非自立式ダブルウォール(3季用メッシュインナー、4季用クローズインナーから選択可)  
1.59kg(アーチポールとペグ含む、オプションの自立用クロスポールは含まず)

オプションのクロスポールを購入すると自立式にもなるのだとか。
気にならないでもない新製品 Tarptent

フライだけを使ってこんな風にも設営できるようです。
気にならないでもない新製品 Tarptent

内部は結構広そうに見えます。
気にならないでもない新製品 Tarptent


新製品その2.Hogback
At just over 4 lbs, the Patent Pending Hogback is highly versatile, roomy, and double walled with mesh interior. The Hogback offers three season protection and sets up staked as shipped with a single arch pole.
気にならないでもない新製品 Tarptent

4人用 非自立式ダブルウォール(3季用メッシュインナーのみ)
1.89kg(アーチポールとペグ含む)

内部
気にならないでもない新製品 Tarptent


(自立式になったりフライだけ設営できたりというのは少しおもしろいといえ)Scarp2は重すぎで正直魅力ないですが、Hogbackはファミリートレキャン用として少し惹かれたりも。。(参考:ステラリッジ4 2.8kg) 。。いや、ファミリーは安全重視でステラリッジ4にすべきかもですね。

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ヤパーリ今一番魅力あるのは、昨年後半に出ている Sublite Sil でしょう。

Sublite Sil
Extremely light at just 21.5 ounces, the Sublite Sil enhances the water protection, venting, and views of the Sublite.
気にならないでもない新製品 Tarptent
1人用 非自立式シェルター 0.61kg(ペグ含む、ポールはトレッキングポールを2本使用なので含まず)

気にならないでもない新製品 Tarptent 気にならないでもない新製品 Tarptent 気にならないでもない新製品 Tarptent 気にならないでもない新製品 Tarptent

これの姉妹品のSubliteはなんと幕体がタイベック製。これは非常に実験的だと思うのですが、多分以下のような欠点から同じデザインでシルナイロン製のSublite Silが後から出たのだと思います。

・タイベックはごわごわしてるのでパッキングが厳しい?
・耐久性に難あり(BPLの投稿によると、直射日光や濡れドロ汚れなどで劣化の恐れがあるのだとか)
・白すぎる!?

Sublite (タイベック版)

気にならないでもない新製品 Tarptent

我が愛しのContrail
気にならないでもない新製品 Tarptent

【SubliteSil を Contrail と比較して】
=利点
・さらに軽量! (Contrail 695g    SubliteSil 610g).
・ポールを2本使う分、ソリッドなのではないかと。
・一番背の高いところがやや真ん中よりなので、室内で座って過ごせる。(Contrailは端っこが一番高いのでつらいのです。必然的に”やどかりスタイル”((c)いのうえさん) に)
・足下の天井高も少し高そう。
・足下と頭部に開閉式エアベンチレーションがある。
・幕体と地面の隙間が少ないように見えるので、Contrailよりは少し寒さに強いのでは?

=欠点
・Contrailには(申し訳程度といえ)ある前室がない。
・ダブルストック使用が前提。

このタイプのシェルターを安心して使用できるのは、夏季の樹林帯のテント場であることを考えると、やはり虫対策は必須のように思います。また夕立による大雨対策なども。。 なので、”底なしシェルター”や”タープ”に、プラスアルファの重量でバグネットとバスタブフロアがつくTarptentの製品は寝床のUL化の現実的なソリューションといえる気がします。

いかがなものでしょうか?>ワンダーさん、ハンターさん、鳥さん


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この記事へのコメント
ああーだめだめ。
私がtarptentに触手を伸ばそうとしているなんて
絶対に言っちゃだめですよ!
しかし狙ってるのが出てないので
正直ほっとしました。グフフフフ。
Posted by tori-birdtori-bird at 2009年06月05日 01:47
こういう巧妙な精神攻撃を名指しで仕掛けてこられるとこちらは悩ましくて夜も眠れなくなるのです。頼みますからもうやめてください。欲すべきはやはりcontrailなのかと意を堅くしたことは言うまでもありません。だって"前室"へのあこがれを捨てきれないんですもの。あぁ・・

toriさん狙ってるのって?なにか出るの?あぁぁ気になって5分おきにtarptentをリロードしてしまいます。
Posted by wander-z at 2009年06月05日 02:07
早速ありがとうございます。

>鳥さん
え、何か出るの?3分おきリロードですよ。

ところでセイシェルってどこかで聞いたなと思ったら、ハイカーズデポのページで見て土屋さんに問い合せたばかりだったことに今頃気づきました。脳軟化です。ナチュラムで安くなってたデリオスを買っちゃったのですが。デリオスは山用品じゃなくてあくまでも防災用品として、なので記事にはしません。
Posted by kimatsu at 2009年06月05日 08:36
「ファミリートレキャン用として少し惹かれたり...」
まさしく、そこが効くのですよ、そのツボが。
Hogbackのファミリなキャンならば、むしろ通気性重視。
豆どもが(11月の津南でも)寒いと言うのを聞いたことがないもので。
それと、この広さでありましょうか(天井高は不要ですもんね)。

ああ、しかし!こういうのは目立ちます、はげしく。
群衆にも、風景にも、埋もれることを旨とする僕には
ときめくまでに冒険的な選択肢であります。
Posted by いまるぷいまるぷ at 2009年06月05日 08:45
>wander-zさん
>"前室"へのあこがれ
櫛形山以来というもの、NULい方向に来られているのではないかと心配です。こうしましょう。SubliteSilを輸入して頂いたら交換いたします。この間の強風の大島で幕体に小穴を開けてしまったのですが、その分はオプションのポールもおつけしすることで充分埋め合わせ可能と思いますので。

バラバラリッジレストの今後も非常に楽しみにしております。
Posted by kimatsu at 2009年06月05日 08:46
>いまるぷさん
おはようございます。

おお!いつかあの白砂のオートキャンプ場にでもHogbackをならべまっしょい。
色合いは地味に溶け込みそうなので、ファミリーステルスなどもまた!
Posted by kimatsu at 2009年06月05日 08:56
部長、またまた私には難しい記事をありがとうございます!
一生懸命勉強させていただきます。
成果が出るのは半年後くらいですが・・・
Posted by チャイ at 2009年06月05日 09:31
もう注文したんですか?

アクトの支柱が外付けされた感じでしょうか。
オプションでひとり立ちできるのは良いですね♪
駐車場に張ることもあるので自立式は助かります。

4人用はなかなか優雅なスペースですな♪
ベドウィンのテントを小さくしたような形ですね。
テン場で豪邸建てる優越感があるかもです。

どっちを注文したんですか? しつこい、すみません。
Posted by somtam at 2009年06月05日 11:29
こんにちは!

Subliteいいですねぇ~!魅力的です!
でも盛期の樹林帯で幕内に閉じ篭っているのはもったいなくないですか?

一見オールインワンで全てのソリューションと思えるシステムですが、現実の個々の場面では必ずしもアドバンテージがあるようには思えません。

夕立って言うとおり、真夏のにわか雨は雷伴って丁度嫌らしい程に夕餉の時間に襲ってきます。
その為、急ぎ幕内に避難して炊事することになるのですが、そうした場合は床無しシステムがなにかと便利ですよ、まんまだだ広い前室みたいなもんですから。

結露の問題からも特に湿気の多い樹林帯ではシュラフカバー必須になりますし、シンプルなタープ&ビヴィーに比べ重量の点でも不利となる気がします。
少々大きめのタープなら中で蚊取り線香炊いて、雨中でもゆったりくつろぐことが出来ますよ。

本来生物が居てはいけない厳冬期の冬山や稜線上ではテント内に閉じこもっている必要があります。
これは言わば自然に対して挑む行為であって、こんな場所で開放感なんて求めればヘタをすれば死んでしまいます。

一方では自然が生物に対して優しい時期の真夏の樹林帯では思いっきり開放感に浸って、自然と一体になる喜びを味わってみては如何ですか?
Posted by 通りすがり at 2009年06月05日 16:09
どーもどーも、ご無沙汰しております。

むむぅ、ワタクシにファミリーなんてものがあればHogbackはかなり魅力的ですね。4人用でこの重量は驚異的です。
ただ、両側面が切れ落ちてなくてスカート状にペグダウンできればかなり快適そうなのに。。。残念。

Sublite Silはいいですね!
ダブルストック前提とはいえ、シェルター内におっ立ってないだけに使用有効空間が広く、快適そうです。
買いませんけどね。多分....きっと.....今のところは。。。
Posted by いのうえ at 2009年06月05日 16:38
>チャイさん
団長はこういうNULいやつじゃなくて、もっと王道の山やロードを行って頂かないとですよ。私は団の鬼っ子なのです!
Posted by kimatsukimatsu at 2009年06月05日 20:29
>somtamさん
Hogbackは価格がTBAになってるので、あまりアクセスしない方がよかったかなと反省したりしてます。*印テントを売り払って買える金額だったら嬉しいですが。

あ、ひょっとして、手土産のモナカのお返しとしてご用意頂けますでしょうか。
いえ、これからわざわざ輸入もなんでしたら、アクトでも全く問題ございませんです。ただし、ビバノラック付で。
Posted by kimatsukimatsu at 2009年06月05日 20:41
>通りすがりさん
いつもありがとうございます。

ご指摘を頂き、”ラジオなのにカメラも”的ギアを好む私が求めてしまう中途半端な中庸なのかも、と我が身を顧みた次第です。

ただ、起きているときには外で開放的に過ごしたとしても、寝るときだけは安心して眠りたいと考えてしまうのです。(ぷーんという蚊の音だけは本当に!)
それでも、昨夏の南御室では蚊などはいなかったような記憶もありますし、ナイーブすぎたかもと考えてみたり。。

グランドシート込みで考えるとほとんどのフロアレスシェルターに重量的にもアドバンテージがあり、通常のテントよりは遙かに開放感のある、Tarptent製品の魅力を喧伝したいという気持ちについては、ご理解頂ければ幸いです。

なんにしても、このままではワンショットの前室に堕してしまいそうなシルタープで一度泊まってみねばとも考えました。
Posted by kimatsukimatsu at 2009年06月05日 20:44
>いのうえさん
とんと記事アップがなくて寂しゅうございましたよ。

おお!Tarptent製品にも食指を動かして頂きましたか!

Hogbackの切れ落ちは、有効なフロア面積を最小限の布地で実現するための凝った造りと考えたのですが、いかがでしょうか。

ともあれ、SubliteSilを早く実地で見せて頂けますように!
Posted by kimatsukimatsu at 2009年06月05日 20:50
次は1人用の涼しいテントが欲しいですー。
こうしてみんなテント大名になって行くのでしょうかね(笑)。
Posted by やな先輩やな先輩 at 2009年06月05日 22:00
いろいろ紹介して頂きましたが、断然Contrailですね。ウェイトに見合ったスペックだと思います。前室は捨てられませんよ。
あとは虫が苦手なので、夏はネットなしではちょっと…ていうのもあるんです。
ホント余計な刺激を与えないでください!!


風の通りがよくて寒いという評判も聞いたりしますが、その辺はいかがですか?その分、結露しにくかったり!?

そして問題はシームですねw
Posted by mt_hanter at 2009年06月05日 23:51
>やな先輩
どんどん隙間をうめていきまっしょい。
隙間をうめてつめて、もうこれ以上は無理!くらいでないと。
大名への道は一日でならずぢゃ、ですよ。
Posted by kimatsu at 2009年06月06日 05:42
>mt_hanterさん
ハンターさんもコントレイルを好んで頂けますか!
確かにあんな前室でも、靴をおいたり、湯を沸かしたりはできますから、重宝してます。

コントレイルの写真(10月末のオーレン小屋ですが、)からおわかり頂けるように、前室の幕が地面からかなり上までしかないサイズなので、風通しときたらそれはもう! 結露は今のところ一度もないです。
なので快適に使用できるのは7月から9月くらいかなと考えてます。もちろんシュラフの番手をあげればもうちょっといけそうですが、シュラフの重量増では本末転倒ですので。(今年はワンショットもありますし。うふふ。)

その点Subliteはちょっと風通しを抑えられてそうな造りに見えます。

、、が夏期使用にしぼってあえてコントレイルという選択肢もやはりあり、だなとも再認識しました。開放感は魅力です。
Posted by kimatsu at 2009年06月06日 06:02
遅れてすいませんです。

こんなものにまた触手を・・・
ワンショットだけでなく
早くポチって初張りを公開してください。
楽しみだな~~~
Posted by 茶柱 at 2009年06月06日 07:38
>お師匠様
Hogbackならば団全員が、1.9kgで!その分ビアを5リットルは担げます!中で宴会もです。

どうか是非!
Posted by kimatsu at 2009年06月06日 09:49
ごぶさたです

自らの物欲の思うがまま色々買ってしまわれているようで・・・

そして自分要らないけど

他人の物欲を刺激し、おそらく誰かが買ってしまうであろう

メーカー広報顔負けの詳細な宣伝

すばらしい!!
Posted by さくらんぼうさくらんぼう at 2009年06月06日 12:15
>さくらんぼうさん
お久しぶりでございます。
赤岳は残念なことで!オーレンではこの幕で大変ご心配をおかけしたこと改めてお詫びしたく思い返しましたです。
Posted by kimatsu at 2009年06月07日 07:04
櫛形山でいのうえさんのシルドームを
見て以来、半円シェルターが気になっています。
ワンポールでも中にポールを立てないので
中が広々つかえるからです。
私はTarptentのなかでしたら、
Scarp2が気になります。

SubliteSilのほうですがこれより
やはりContrailのほうが正解
だと思います。
形が複雑でシンプルでなく
背の高いのは落雷が怖いです。

私はContrailのほうがtarptent
の完成された形だと思います。

綺麗に張れればものすごく
かっこいいんですが・・ ^^;
Posted by emon at 2009年06月07日 10:24
>emonさん
SilDomeはかっこよかったですね。風にも強そうな感じですし。

コントレイルをお褒め頂き嬉しい限りです!

>綺麗に張れればものすごく
>かっこいいんですが・・ ^^;

お恥ずかしいです!!その点は非常に気になっておりました。。
なかなか自分ではきれいに張れないので、次回は業者さんにお願いしてみます。
Posted by kimatsukimatsu at 2009年06月07日 19:25
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