櫛形山ぬるクライム&ほこら参戦

kimatsu

2010年07月28日 04:13

PoliticalPowerKimatzです。こんばんは!
先週末鳥さんからほこらキャンプのお誘いを頂いたものの、公共機関ではどうにも不便な山。
都会のエコでロハスな生活を送る我が身、内燃機関という前時代の遺物を使って大量のCO2を排出するという習慣を捨てて久しい僕は泣く泣く断念するしかないわけです。ええ、三人目の子供の出産費のためにジムニーを売り払ったわけじゃないですよ。さすてなびりってるわけです。COP15です。という話はおいといて、こちらの記事を見るとどうやら途中まで自転車で行ってハイクアップという楽しい手段があるらしいじゃないですか。というわけで急遽参戦をきめたのであります。

急遽手に入れた輪行バッグ、タイオガコクーンは上代3000円台と安価ですが、使い勝手は悪くありませんでした。後輪をはずさないタイプなので収納は簡単ですが、ややかさばるため混む車内に持ち込むのは勇気がいりますね。地元駅始発に連結した時間帯の中央線、身延線車内では全く問題なし。この時間帯の山梨方面へ向かう電車は山装備の人と同じくらい輪行バッグの人がいますよ。


身延線小井川駅で下車。身延線は無人駅ばかりでワンマンカー。運転手が清算業務もするわけです。SUICAも使えないので、要注意。できればあらかじめぴったりの額の切符を買っておいたほうがよいかと。早速自転車を組み立てて、駅(標高250m)を出発。登山道入り口の南伊奈が湖の標高は890m。標高差640mのヒルクライムです。ヤビツと同じくらいでしょうか。ちなみにほこらはそこから910mのハイクアップした1800m地点。同じく当然自転車で向かうだろうと思っていた鳥さんがバードメンさんの車で楽々参戦ということを聞いて、なにくそと俄然やる気が出ましたよ。


釜無川から目的地の櫛形山!走ってると涼しいですが、写真とるために自転車をとめると朝9時だというのに猛烈に暑いのですよ。


県民の森入り口交差点から坂道が始まります。登り始めの集落の中はまだ傾斜も緩いのですが、遮るもののない灼熱地獄、熱中症の恐怖の余り途中で二度も止まってジュースやらアイスを購入する有り様。


山道に入ると木陰になるものの今度は激坂の攻撃ですよ。もう仮に登山口まで行き着いてもそこから1000m近いハイクアップなんて有り得ないように思えて、途中で引き返した言い訳をどうするかばかり考えつつふらふらで登っていたような次第。二度ほどバードメンさんの車が迎えに来てくれる幻覚を見たような、見なかったような。


それでもなんとか、中尾根登山口のある南伊奈が湖に到着!
 

ここは、軽食レストランなんかもあるのですよ。しかもウエイトレスさんが可愛いという。涼みながら、蕎麦とノンアルコールビールなんか口にしたら、またハイクアップの気力もよみがえりました。自販機でアクエリアスと乾杯用のコーラを購入して、歩き始めました。


三度目の櫛形山ながら、中尾根登山道は初めて。緩やかな歩きやすい道です。人も少なく、標高を上げる毎に涼しくなってきますし、緑濃くした広葉樹の原生林の中を歩くのは気持ち良かったですよ。この山は登るたびに好きになる気がします。
  

登山口からの900mの登りは意外とあっけなくクリア。当然テン場で待ち合わせの皆はもうついて宴会を始めていて偉業を達成した僕を拍手喝采で迎えてくれるものだとばかり思いながら、息を弾ませながら走って着いたんですが、バードメンさんと鳥さんがそれぞれのテントの中で爆睡してるだけだったんですよ。全く。

でもまもなく他の皆さんも合流。楽しい宴の夜が遅くまで続いたのであります。

皆様!
御鶏様おいしゅうございました!お幸せに!
サクランボウ美味しゅうございました!お幸せに!
だだ茶豆美味しゅうございました!仲の御よろしいことで!
納豆オムレツ美味しゅうございました。私は割とくさいのが好きです。

僕はもう人の幸せでおなかいっぱいで動けません!

新型タープ含む、ギア詳細は次記事で!
注:よく似たタイトルや文面の記事とかあったとしても、それは全く気のせいだったり偶然だったりです。

PS:ほこらキャンプ場情報は一昨年の団のMTG記事に。前回は貸し切りでしたが、今回は我々の外にパーティほどで賑わってました。夏場は草が多いです。特にこの草がとげとげで触ると非常に痛いので注意!水場はドバドバ。虫は少なめでした。



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