よろキャン@西穂山荘
よろよろ山歩きのらんどさんから西穂山荘で宴会しようなんてお誘いがあったものですから、ここのところすっかりその存在を忘れていた山とやらいうところへ出かけてきましたよ。
さわやか信州号でさわやかに上高地へ。(沢渡で低公害バスに乗り換え有りですが。)
前日入の12時過ぎ着なので、小梨平で一泊またーりしようかななんて考えてたんですが、どうにもこうにも観光地で流石に折角きたのにちょっとこんなとこに泊まるのもアレだな、なんて思って、思い切って西穂山荘まで行っちゃうことにしました。
ただ、とりあえずカツ丼。縦走の後で食べたらさぞかし美味しいんでしょうね。
田代橋を渡ったところに、西穂山荘へ直登の登山口があるんですが、なんなんでしょうか、この立派な門は。
最初はなだらかなんですが、沢を左手に見るところあたりから段々とつづら折りの急登に。丹沢でいったら天神尾根って感じですかね。
テン場に到着!ガスってます。平日だけあって3張りのみ。
で、いよいよ受付ですよ。ええ。「ちわっす。テント。二泊で!」ってさわやかに言う僕の背中のコンパクトなザックを見て「え?テント泊?テント泊ですか?」って二度聞きかえされるはずの。そうです。”マラソンマジックで西穂伝説”が生まれる瞬間だったはずなんですよ。
なのに、なんてことってしょうか!「はい。一泊500円になります」。。って華麗にスルーやないですか。まあ受付がバイトっぽいかわいらしいお姉さんだったから仕方ないですね。玄人の小屋番だったらそんなはず無かったと思うんですけど。しかしこれをやると次から小屋番にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。素人にはおすすめできません。
で、初日の晩飯はブドウパンとスープですよ。ええ、そりゃもう、たまにしか来れない泊まり山行ですからゴージャスにいきました。ってのは冗談ですけど、やはり軽量化にはパンとかカロリメとか調理不要なものが一番だと思うんです。重いガスバーナーセットや危険なアルコールバーナを持って行くより、湯が沸いてスープが飲めたらラッキー、くらいな軽-いタッチの固形燃料使用が軽量化には一番だと思うんです。で
エスビットクックセットでいきました。でかい鍋とか不要な食器とか色々持って行っていくようなこんな世の中じゃ、ポイズン。ああ、もちろん、雪を溶かす必要のある冬は別ですけど。
ガスってましたが、夕方には翌日を期待させる夕日も。
翌朝もガスってますが、時折薄くなる気配も。とりあえず登ってみることにしましたよ。西穂丸山を越えたあたりからすこしずつ晴れ上がって、どどーんと笠ヶ岳が。北アの山は迫力あるもんですね。
ガレ場を登る頃にはすっかり快晴。最後のちょこっとしょっぱい岩場を登って、独標(2701)に到着。
独標まで来ればいいかなと思ってたんですが、ちょっと欲が出てきてかっちょいいピラミッドピークくらいまでは行くかと、さらに進んでみましたよ。ほぼ垂直ながけを下りて最初の小ピークを越えたあたり。
聞くところによると西穂への一番怖いところはこのあたりだそうじゃないですか。ということはもはや西穂まで行ったも同然。そろそろ、ロープウェイで上がってくる仲間の皆さんもテン場に着く頃でもありますし、もう引き返すことにしましたよ。
引き返す頃にわき上がってくるガス。
で、皆様と合流して楽しい宴会の時間となりました-。以後については皆様のレポにて!
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