山やの娘婿
石老山から下山後、妻の実家に行ってみますと、妻のたった一人の妹も子供連れで来ておりました。
妻の妹のご主人(温厚で学究肌の好青年(もう中年手前の年齢ですが)で、なんとなくウマが合います。)のNくんの姿が見えないので
「
今日、Nくんは?」
と尋ねてみますと、
「今日は山にいってるんですよ」
「
あ、そう山ね。。え!山!?」
あまりアウトドア志向のイメージがないNくんのことだったので、この答えはとても予想外でした!
話を聞いてみると、1ヶ月ほど前、ミシュランで話題になった高尾山にでも行ってみる、との言葉を残してふらっと出かけ、帰ってくるなり「山はイイ!」ということになっていたとのこと。その後、もう一つ低山を登り山の魅力を再確認したNくん、この前日にモンベルショップで登山用品を一式そろえ、本日は私が登った石老山からそう遠くない倉岳山に出かけているとのこと。。
三十数年前、二人目の娘が生まれた喜びの中、
山やだった義父は息子と山にでかけるというささやかな夢が断たれた一抹の寂しさも感じたことでしょう。(
あくまでも想像なのですが、、)
そのささやかな夢が、三十数年ぶりに、山を始めた婿達によって現実のものとなろうとしているのです。(
単なる想像なのですが、、)
義父が本日も出かけた恒例のトレーニングコース(高尾から景信山ピストン)は、いつもより少し楽しいものだったことでしょう。(
やはり想像なのですが、、)
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