中央構造線ぶらり旅 1 入笠山~陣馬形山
連休!ということで、”林道とキャンプ”の旅に行ってきました。
行き先は南アルプスの西側を中央構造線沿いに諏訪から浜松まで走る国道152号沿線。
このあたりの広域地図を眺めるたび、途中2カ所ほどとぎれている箇所のあるこの国道沿いのエリア
がどんな場所なのか常々気になっていました。
そんなエリアへ2泊3日でソロキャンプに行ってきました。
第1日目 入笠山から陣馬形山へ
金沢林道・・・諏訪南ICからほどちかい青柳集落から入笠山手前の芝原峠まで上る林道です。
ダート8.5km
路面はフラットで、木々の間から茅野市の町の風景を眺めつつ楽しく走れます。
入笠山の牧場のサファリパーク状態の牛をながめつつスルーすると、
牛の通行を防ぐゲートがあり、
このゲートの先が黒河内林道です。しかしゲートには、前回の台風の影響か工事のため通り抜け不可という表示が出ていました。楽しみにしていた林道なのでいちかばちか行ってみるかとも思ったのですが、
前方から来た軽自動車の老夫婦に道路状況を尋ねてみると、やはり通り抜け不可で戻ってきた
とのこと。残念ながら今回はあきらめることにしました。
町道高嶺線・・・黒河内林道とほぼ並行に走る林道ですが、結果的にはこちらで正解!でした。
赤茶けた路面はほんの少し荒れていますが、尾根伝いに走る道は開放感
抜群でした。 ダート17km
美和湖から分杭峠まで国道152号線をとばします。峠の手前は酷道の風情です。
分杭峠の手前を駒ヶ根方面に向かい中沢集落から始まるのが
広域基幹林道陣馬形線・・・中沢から旧中川村までつづく林道。
広域基幹林道はかの緑資源機構が管理しているもので、
スーパー林道ほどではないですが、道幅も広めで快適なダートです。
ダートを10km程走ったところに、林道にはめずらしいあずまやつきの休憩所がありました。
ここからは伊那谷をはさんで中央アルプスが一望のもとに広がっています。
あまりにもすばらしい眺めであった上、ントをはれそうなスペースもあり、
時間も夕刻に近かったので、当初予定していた陣馬形山キャンプ場へ行くのをやめにして、
ここで野営することにしました。
夕食の準備などしつつふと顔を見上げると、中央アルプスに沈みゆく月と伊那谷の夜景が。。
すっかり夜の帳が降りた頃、眼下に駒ヶ根の秋祭りなのか、打ち上げ花火が、、
今年2度目の僥倖です。
まさに至福の夜でした!
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