夏の終わりに

kimatsu

2008年08月19日 23:39

夏休み第二弾、2泊3日でファミリーキャンプに出かけてきました。

行き先はまたまたまたのフレンドパーク武川です。アクセスがよく、子供の遊び場が充実しており、空いているということで、すっかりファミキャン時のお気に入りになっており,この3ヶ月で3回も出かけてしまいました。管理人のおじさんともすっかり顔見知りです。

なんといっても子どもたちにとって楽しいのは大武川での川遊び。

空いてるとはいってもさすがに、お盆休みの休日、前回、前々回のように貸し切りは望むべくもなく、上の区画オートキャンプサイトはほぼフル稼働状態。それでも、いつもの林間テントエリアはやはり数組のみの利用です。



家族用のテントとは別に、父専用の別宅Contrailを設営。


傍目からは、いびきがうるさいか何かで嫌われてるかわいそうな父親、はたまた母子家庭向けキャンプガイドとでも思われてるかもです。

夕食の新サンマ  


朝食のチョコベビーinホットケーキ 


野外甘味大王たる、いのうえさん推奨レシピ、子供に大好評でした。えーと、辛党の私は胸やけが少々。。

この他2日目の夕食にはハウス カレーパートナー ナンミックスで作ったナンにレトルトカレーをつけて食したりと、粉モノLOVEなキャンプ食でした。


二日目は家族で日向山に登りに行きました。
尾白川林道(舗装)を矢立石登山口駐車場までむかいます。ジムニーなら楽勝なのですが、
今日は大きなミニバンなので、対向車が来ないかドキドキします。

登山口駐車スペース 


人気の山のようで帰りは車が一杯になってました。

登山道 

整備されたなだらかな道でとても歩きやすいです


前回の石老山の時はとても苦しかったので、ちょっと自信をなくしてましたが、やはり気温が涼しければ、そこそこ快調に登れるようです。

。。が、妻と次男の調子が悪いようで頻繁に休憩をとります。。



途中、登山道整備をされている方とお話しました。このお山が好きで、自主的に通って整備をされているとのこと。ありがたいことです。この方に下山を予定していた錦滝経由の道について尋ねてみると、
「あー、あそこは急で危ないから子連れで下山には使わない方がいいよ。結構落ちる人いるし。
とのこと。ガクブルです。
腕時計の高度計を見ていて、ずいぶん登ったつもりだったので、疲れ気味の妻と次男に奮起を促すため、
「あとどれくらいで頂上ですかね」
、ともたずねてみますと
まだ4合目だね。」
と予想外の答え、妻と次男はすっかり意気消沈です。

あとでチェックしてみますと確かにこの近くにあったコース標識では4/10になってましたが、結果的には5合目以降の方が短かったような気がします。

五合目あたりまではなんとか4人で頑張りましたが、次男がおなかが痛いと言い出したこともあり、少々心配ではありますが、ここまで危険箇所も登山道の分岐もないなだらかな一本道だったこともあり、妻と次男にはここで引き返すことにさせ、元気いっぱいの長男と二人で頂上を目指すことにしました。



8合目の標識以降はさらになだらかな稜線近くの道になります。15分ほどで三角点を通過し、さらにすすみ

こんなところ


を抜けると

どどーん


白砂と花崗岩と眺望のすばらしい広々とした山頂です。あいにくのガスで甲斐駒や八ヶ岳は望めませんが、白州町方面をはるか眼下に望めました。



本来ならばここで4人で昼食でもとり、ゆっくりと過ごすつもりでしたが、残念です。今度また武川にキャンプに来たときには、妻と次男にもこの景色を見せてやりたいものです。
下山させた二人のことも気がかりなので長男と二人記念撮影などをして、そそくさと山頂を後にしました。

長男は相変わらず元気いっぱいで、ひょいひょいと飛び跳ねるように降りていきます。普段は下山もゆっくりですが、長男にひっぱられるように少々小走り気分(あくまでも気分だけですが、、)で下りました。ここのようなそれほど険しくない道なら、ゆっくりおりるより、少々早足気味で降りた方が足に負担がないように感じるという新たな発見がありました。

先に返した二人、おりるのにもかなり時間がかかったようで、登山口に降りてみるとほんの10分前に到着したばかりだとのこと。かなり次男の調子が悪かったようです。。



キャンプ場に戻ってみますと、この近辺だけがにわか雨だったようで、テントがぬれています。Contrailにとっての初雨です。

雨のあとのContrail


足元の上あたりの傾斜がゆるやかな部分に水たまりが!

それでも、シルナイロンの防水性は万全のようで、室内の天井部に濡れはまったくありませんでした。
床面にはやはりほんの少しはねが入ってはいましたが、通常の雨天ならば十分対応できそうです。

また、今回Contrailで2泊してみての感想。


足下の緩傾斜部の天井ががかなり低いように思え、寝返りでも打てば足が天井につくのではと懸念してましたが、特にそのようなこともなく、十分な居住性を感じました。仰向けの状態で膝を立てる態勢になってみても、傾斜のたちあがり部分より前部に膝がきますので、天井に足が触れるようなストレスは全く感じることはありませんでした。

内部



シングルウォール故に避けられない結露の問題、、今回の条件では、外気温の高さにより、室内と温度差があまりなかったためか、意外なほどに皆無だったのは嬉しい誤算でした。外気温が低い条件ではまた違う結果となるのでしょうが。


張り方の調整がまずいのかもしれませんが、側面部の天井よりバスタブフロアが外に張り出したような状態に設営されてしまうため、雨のことを考えると、側面部天井の予備ループからも張り綱をとって、横方向にテンションをかけ、若干屋根を広げるように設営する必要性を感じました。また、今回はやりませんでしたが、前室を靴置きなどに使用する場合、前室部の予備ループからも張り綱をとって前室をしっかり確保しないといけないようです。

とりあえず、今回の2泊はとても快適に眠ることができましたので、Contrailの実用性に対する期待感は大いに高まりました。
次はもうちょっときびしい条件のテント場で試してみたいと思います。

最終日は早々に撤収し、車で30分ほどの山梨県立フラワーセンター ハイジの村へ立ち寄りました。
ここは大人500円子ども250円という安価ゆえ、場末のつまらないテーマパークもどきだろうと思いきや、アルプスの少女ハイジのテーマとしたとても立派な公園施設です。ハイジに関連した色々な展示施設や、様々な花、八ヶ岳や鳳凰山の眺望、子どもに楽しい遊具、などなど思いの外楽しめました。

ひまわり


鳳凰山


コスモス


サンマにコスモス、、秋の気配を感じつつの夏休みファミキャン、、楽しゅうございました!



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