今期初ソロキャンプ@道志の森キャンプ場

kimatsu

2008年03月24日 22:37

菰釣山から下山した後、本日は外泊許可を取得済みにて、そのまま道志の森キャンプ場で今期初ソロキャンプを敢行してきました。




幕営山行の予行演習の意味で、ヘネシーハンモックでの就寝訓練です

昨年購入したヘネシーハンモックですが、実はまだ昼寝しかしていないので、春とはいえまだ最低気温が氷点下ぎりぎりになる道志の夜に対応できるかという人体実験。

幕営山行の予行演習ならザックに入る分だけの食料、水、装備でキャンプするべし!とも思ったんですが、そこは意思薄弱な私、今期初のソロキャンプ目一杯楽しみたいという気持ちもあり、思いっきり日和った内容となりました。

まずは一汗流すために、車で15分ほどの道志の湯へ、、


ここに来るのははじめてでしたが、通常でも500円という格安の入浴料が、さらに横浜市民割引という嬉しいサービスによりたったの300円!
平成の大合併時に道志村が横浜市に飛び地合併という話もあったという、横浜とその水源としての道志村のつながりを再確認しました。

道志の森は結婚前の妻を初めてのキャンプに連れてきた想い出のキャンプ場です。
今思えば、初めてのキャンプ体験にはここは少々ワイルドすぎたかもしれません。。
このときは結構な数のキャンパーで、ひとけのない地を求め東沢の奧でテントを張ったように記憶しています。

今回はユウさんの記事にあった西沢エリアに行ってみました。

実は道志の森は正式開業は4月からとのことで、この日はまだ水道と水洗トイレは管理棟のみしか使用できないとのことでしたが、幕営山行の予行ですので、ボットン便所があるだけでもぜいたくすぎるほど。。全く問題ありません。
管理棟そばにはグループらしきキャンパーのテントが何組か設営されていましたが、西沢エリアは完全に一人じめ。

適当な間隔のあいた木のある西沢の中心のサイトに陣取りました。



幕営山行の装備から思いっきりはずれていますが、ガスランタン、コンパクトテーブル、椅子、ネイチャーストーブLを設置。



食料も主食こそインスタントラーメンですが、するめにピーナッツにチャーシューにビールと完全にお気楽キャンプモードです。
暗くなる前にそこらを一回りしてネイチャーストーブで燃やすたきぎも準備万端、ビールを飲みつつのんびりとふけていく夜を待ちました。



夜が更けると人工の明かりがまったくない西沢エリアは、ネイチャーストーブの焚き火とランタンとヘッドランプだけです。
たきぎをくべながら、たまに木々の間からのぞく星を見上げつつ、ウイスキーを飲む。やっぱりソロキャンプも楽しいです!!



さて、肝心のヘネシーハンモックですが、着られるものは全て着込み、蚊よけのネット部はオールウェザーブランケットで覆い、
眠りにつきました。意外と早く眠りつけたものの、一時間もしたら背中側からのジンジンする寒さで目が覚め、その後は眠れなくなりました。空冷状態の背部は寝袋のロフトがつぶれることもありかなり冷えることが実体験できました。
このとき温度計は0℃。やはりこの寒さではヘネシーでの幕営はきびしいです。。
最低気温が二桁くらいにはならないと無理っぽいです。。

やはり山用テントが必要でしょうか.

もう寝られそうもなかったので、ヘネシーでの就寝訓練はあきらめ、ホットウイスキーで体を温め直して、車中泊しました。
やっぱり車の中はただ閉鎖された空間というだけでぬくぬく!です。朝までぐっすり眠れました。
でも朝方妙に冷えるなあと思ってふと見ると運転席側の窓がなぜか半開状態・・。
どう考えてもあけた記憶がないのですが、山の中では不思議なことが起こるということなのかもしれませんね。

撤収です。今回はヘネシーハンモックのオプションパーツ「スネークスキン」を初めて適用してみました。

スルスルッと”蛇の皮”をかぶせるだけであとはまとめて袋にいれるだけです。非常にお手軽です。
設営時もこのまま木に接続して皮をむくだけ。標準装備にしてほしいすぐれものです。

人体実験は不調な結果に終わったものの、非常に楽しい今期初ソロキャンプでした!
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