黒百合平・装備

kimatsu

2010年02月28日 22:33

黒百合平の装備です。
鳥さんのテンプレート流用。

【Tops】
ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ ノースリーブ
モンベル ジオラインEXPジップネック
 (替 モンベル ジオラインLWジップネック
Patagonia R2 Jacket
Montane LiteSpeed H2O Jacketl(黒百合からのハイク時とテント場の防寒に使用)
Patagonia Nano Puff Pullover (テン場での防寒と中山展望台でのまったり時の防寒に使用)
モンベル ストームクルーザジャケット(テン場での防寒にのみ使用)

黒百合までの行動は、この組合せ(フラッドラッシュスキンメッシュ、ジオラインEXP、R2)汗もかかず寒くもなく実に快適でした。外気温は-10度くらいでしたしょうか。ややゆったりしたフィットのキャプリーンよりも、体にぴったりフィットするジオラインの方が防寒性もスキンメッシュとの相性もよいように思うのですが、いかがなものでしょう。
朝の黒百合から中山展望台までのハイクアップ時は上記プラス防風のためモンテインを一枚追加。これまた快適。
テン場の宴会時は全て着込みましたが、どのジャケットも背中がそんなに長くないので、宴会時座っている際に腰あたりに隙間ができてスースー寒かったです。ちゃんとした冬山ハードシェルならもっと快適なのでしょうね。ナノパフの防寒性はややスペック不足ながら、化繊ならではのがんがん使いたおせる点は非常に気に入っています。

【Bottoms】
ファイントラック ストームゴージュアルパインパンツ
モンベル スーパーメリノウールMWタイツ
 (替) ユニクロヒートテックタイツ
モンベル ジオラインLWトランクス
モンベル ダウンインナーパンツ(防寒用に持って行ったが結局使わず)
モンベル ストームクルーザパンツ(テン場での防寒に使用)

こちらも快適な組合せでした。気温が低いせいか雪が付着してもあまりとけることもないため、少々雪上に座ったくらいでは浸水することもありませんでした。シーズン前にきっちり撥水加工しておいたのもよかったかもしれません。

【足回り】
ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュソックス
スマートウール マウンテニアリング
(替え)スマートウール - トレッキングヘビー
モンベル ツオロミーブーツ
IBSオリジナル スパッツ
マジックマウンテン エレファントット(宴会時、就寝時)

夏山用トレッキングシューズなのが不安でしたが、この天候、距離ならば特に足先が冷えることもなく問題ありませんでした。夜間、ブーツはゴミ袋に入れてワンショット内へ。

【手】
OR グリッパーグローブ(行動用)
OR PL100グローブ(宴会時、その他)
MLD eVent RAINMITTS(防水オーバーミット。使用せず)
TNF スキー用グローブ(予備、使用しませんでしたが、役立ちました)

ゴアウインドストッパー使用のORグリッパーグローブは多少の雪なら浸水もせず、非常に快適に行動できました。PL100もかなり具合いいです。薄手のグローブは、雪山でははめていないときも常に身につけておきたいですね。

【頭部】
モンベル ジオラインLWバラクラバ(常に着用)
OR Ninjaclava(黒百合からのハイクアップ時のみ)
クラウドベイル ビーニー(常に着用)
カザマ スキー用ゴーグル

メガネくんなので、サングラス代わりにゴーグル使用しました。行動中使用してないときに頭につけたりしてると汗の蒸気が付着して凍ったりしていざというときに使えなくなったりしたので、今度からはちゃんと外すようにしたいと考えます。


【テント・スリーピングシステム】
BlackDiamond OneShot
Thermarest Prolite3Short
Thermarest Ridgerest120
AMK HeatSheetBlanket(2枚)
GOLITE Adrenaline0
ダイソー 園芸用マット(座布団がわり。)


テント内にヒートシートブランケットを敷きつめた上に、リッジレストとプロライトの二枚重ねで、雪面からの冷えは完全に遮断されてました。頭部は使用しなかったダウンパンツを入れたGGエアベントドライブロックを枕に足下はザックとテント内に入れたブーツに足を乗せて就寝。アドレナリン0の快適使用温度-17度を下回ったと思いますが、ほとんどの上着を着込んだ上で頭まですっぽりと潜り込んで寝たら朝方少し足先が冷えた程度でいつも通り眠れました。それでも2度ほど夜中に起きたのですが、その度に持参のビーフジャーキーをかじったりしたのが発熱に寄与したのかもしれません。
枯れてしまってるためか、ワンショットもアドレナリンもそれほど結露の氷結は期になりませんでした。ワンショットはやはり換気口を少し明けておいたのがよかったのかもしれません。
ダイソーの園芸用マットはなんといまるぷさんもご愛用(それも2枚も)。浸水や含水しないので雪の上や濡れたところで使っても安心。いまるぷさんによると類似品の中でもへたりもすくないとか。Zシートとかと遜色ない性能と思いますです。

【クッキングシステム】
EPI Revo3700 EPIウルトラガス250(新品)+EPIパワーガス125(使いかけ)
モンベル アルパインクッカー#1の小コッヘル(900ml鍋とふた兼用フライパン)
プラティパス1  (水用)
プラティパス0.5(バーボン用)
プラティパス2.5(溶かした雪をいれようかと持っていくものの使わず)
無印 ステンレス保温ボトル500ml

調理中にコッヘルを雪面に一時的においたりしたときに底に付着した雪をそのままにガスにかけたところ、溶けた水がバーナーにかかった状態になったまま凍ってしまったようで、翌日一切ガスが使用不能に。バーナーも懐にいれてあたためたりするなど細心の注意が必要と思いました。(それか予備にワサビバーナーでも持参するか。)
また、プラティパス1とプラティパス0.5のキャップは通常のものでなくパチッととめるプラティスポーツタイプのやつだったのですが、宴会時に凍ってしまらなくなってしまい、あろうことかそのままテント内にかたづけたりしたため、テント内がバーボンまみれになってしまいました。これも今後要注意。
無印の保温ボトルはふたがプラスチックなこともあってテルモスのものよりほんの少しだけ軽量なはずです。自宅出発時(午前5時半)に入れておいた熱湯は、翌日の撤収時もぬるま湯のまま。保温性は問題なかった模様。

【袋物】
Osprey Talon44
グラナイトギア ヒップウィング(内容物:ペツルeLite,コンパス、行動食、ライター、OR PL100グローブ)
グラナイトギア エアペア (内容物:ストクル上下、ナノパフなど行動中に使う可能性のあるものを入れてザックの上の方に。)
グラナイトギア エアベントドライブロック (内容物:替え衣類、エレファントット、ダウンパンツ)
グラナイトギア エアバッグ (内容物:予備グローブ、予備バラクラバ、ビーニーなど行動中に取り出す可能性のあるものを入れてザックの雨蓋に)
OR メッシュディティバッグ(内容物:コッヘル、バーナー類)
OR ジップサックM   (内容物;食料)
OR バックカントリーオーガナイザー#2(ファーストエイド、非常装備、トイレットペーパー、予備電池、など)

これだけの装備を外付けなしで。タロンはやはりいいです!

【登攀・歩行サポート】
モンベル スノースパイク6
モンベル トレッキングポールアンチショック+スノーバスケット

今回の黒百合、中山展望台という危険箇所のない行程ならば6本爪で全く問題ありませんでした。
来年には12本爪とピッケルを購入するお許しをお師匠から得たいと考えます。

【その他】
Petzl e-Lite BDコズモが見あたらなかったので仕方なく。やはり宴会とかだと暗いですね。
スノークロー(ペグ代わりに使用したトレッキングポールを掘り出すのとハンハンがソリ代わりに使っただけ。というかどうやって使うのかわからず持って行ってしまいましたのが正直なところ。)
ULConvertible Hikers Lantern UTOPIAの中を煌々とと照らしてくれましたよ。
iPhone Manupilating Stick (凍ったら使えませんでしたよ。多分固くなると接触面積が小さくなるからだと思います。)
UL Astronomic Foil Tarp (宴会時の防寒用、その後はaneちゃんの就寝時の防寒用にも使われてたそうです。その後タイとかヒマラヤに連れてってもらうそうです。)

水、酒、食料込みで結局14キロくらいは行きましたでしょうか。

今回やや装備過剰感があったのは、快晴無風というこの上もなく絶好のコンディションだったからだ、ということを肝に銘じて、今後も万全の装備で望みたいと考えます。
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