無風、快晴、温暖な休日!ということで、初登山に行ってきました。
実際にはこれまで
・高校時代の林間学校で、乗鞍スカイライン終点の畳平から乗鞍岳山頂に登った(標高差300m)
・京都での学生時代、大文字山に何度か登った(標高差100m)
ことはありますが、体力も体型も現在とは全く異なる頃のもので登山経験は全くゼロに等しい状況です。
今回の目標は
”丹沢表尾根の三の塔でコーヒーを淹れて飲む”
です。
菩提峠の駐車スペースに車をとめ、ゲートで封鎖された林道を800mほど歩くと、
いよいよ登山道の開始です。
最初の10分ほどは調子よく登っていましたが、延々とつづく階段にどんどん息が上がり、汗が噴き出してきます。
30分も登ると、2歩すすんで立ち止まりハアハアという感じで、極端に速度が遅くなってきました。
調子よく登ってたときに追い越したオジさんにも抜き返されてしまいました。
オジさんの速度は抜いたときと同じゆっくりとしかし確実なペースです。
最初から最後まで自分のペースを守って登ることが大事なんだろうなと思いました。
息もたえだえ木々にかこまれた道を登っていくと、やがてやや開けた感じのところに出、後ろを振り返ると大山がのぞめました。
が、景色を楽しむ余裕もなく、ぜいぜいと登りつづけます。
”こりゃもう三の塔まで行くのは無理だから、手前の二の塔までのぼったら引き返そう。。”と思いつつ、なんとか二の塔まで
たどりつきました。
ベンチでおにぎりをひとかじりし、一休みすると、すぐ目の前に見える三の塔まで登る気力がまた湧いてきました。
そんなこんなでなんとかたどりついた三の塔は丹沢山系を一望できる素晴らしい場所でした。
さーて、めしでも食って、コーヒーを飲むぞーと、リュックからガスストーブとケトルとガス缶を取り出したのですが、
ガス缶を持った時の感触に違和感が、、、 明らかにほとんど
空のガス缶です。コッヘルにガス缶を入れた状態でパッキングしたので、気づかなかったようです。。。泣
しかたないので二の塔で一かじりしたおにぎりの残りを水で流し込んでベンチでふて寝しました。
風も雲もほとんどない三の塔の頂上は暖かい日差しがとても気持ちよくて、そのまま昼寝してしまいそうになりました。
20分ほどベンチでごろ寝をし、下山の途につきました。下山も登りと違ったしんどさがありましたが、なんとか無事駐車場まで帰り着きました。
車から取り出した
新品のガス缶で、お湯をわかしコーヒーを淹れてのみました。
無事帰り着いた安心感を感じつつ、飲むコーヒーもおいしかったです。頂上でものみかたかったですが^^;