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2010年07月30日

UL Astronomic Foil Tarp Duo

衝撃的な軽さを誇ったUL Astronimic Foil Tarp

軽量を追及するが故、あまりにも先鋭的にラディカルすぎる!そんな声が殺到したのも事実。
そんな声に答えて、よりラグジュアリーな新製品が登場!

UL Astronomic Foil Tarp Duo
UL Astronomic Foil Tarp Duo

UL AFTの142×213cmサイズに対して、新製品のUL AFT Duoは152x244cmと二人でゆったりとくつろぐことのできるサイズ。

シュラフカバーを併用して頭部だけをタープの下につっこむ様な利用法ならば、家族4人でも楽々!UL AFT Family Bivouacって名前に変更したら?という声も出たほどです。

また、UL AFTで指摘されていたあまりきっちりとテンションをかけると、グロメット部がちぎれそうになるという弱点をある程度カバーできる新機構Elastic Ridge Lineを新採用。より安心して天頂部にテンションをかけることができます。天頂部にはややずれたところに予備のグロメットもありますので、万が一テンションをかけすぎてやぶれるようなことがあっても張りなおすことが可能なのも安心。

Elastic Ridge Line System
UL Astronomic Foil Tarp Duo UL Astronomic Foil Tarp Duo

地面に接する全グロメットにはElastic Loopも装備されています。
UL Astronomic Foil Tarp Duo

サイズアップと各種新機構の追加により重量はUL AFTが80gだったのにたいしてUL AFT Duoでは137gとかなりの増加となっていますので、より先鋭的なULハイカーには旧製品のUL AFTの使用をおすすめします。

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ということで、ほこらキャンプで試してきましたー。

外から見ると狭いようですが、入ってみると十分ゆったり足を伸ばして寝ることができるのです。で、壁面に近づくと確かにほんのりと温かみを感じて、このシートの売りである輻射熱反射率90%以上というのを実感。
UL Astronomic Foil Tarp Duo

遮光性もシルナイロンなんかと比べると断然高いので、テン場で日が高くなるまで寝てても暑くて起きてしまう、なんてこともないのもぬるキャンプにおいてはメリットだと感じた次第。
UL Astronomic Foil Tarp Duo

テントは通常のちゃんとしたものを別途持ちたいという人にとっても、夏山歩きで早着きした日差しの強いテン場でまったりするときの超軽量日よけタープとして、実に具合がいいんじゃないでしょうか?また、ブルーシートはもちろんシルナイロンよりも軽量でありながら、農ポリよりは強度がある本製品はタープ泊が基本である沢や様にも自信を持ってお勧めできるのではないかと考える次第であります。

とにかくタープ寝の開放感ったらないですね。
UL Astronomic Foil Tarp Duo UL Astronomic Foil Tarp Duo UL Astronomic Foil Tarp Duo

ところで、同行の皆さんに「kimatsuさん、これ、雨降ったらどうするんですか?」とか聞かれたんですが、質問の意味がわかりませんでしたよ。雨が降らないことが確実ならタープなんていらないのですから。万一雨が降ったときのことを考えてあえてタープの下に寝てるというのに。

その他、今回の装備について。。。 自転車で出かけたこともありますので、自作ギアを駆使してかなり軽量化を意識しましたよ。

火器はこれ。
CF Wasabi Spirit Burning Stove + いまるぷ 山葵台+ 放置 黒風防(a.k.a UL Photo-Graphite Windshield)
UL Astronomic Foil Tarp Duo

このストーブは燃料を入れたまま密閉できますので、別途アルコールボトルは持たず。この容量でも2,3回は湯を沸かせますが、さらに別途固形燃料を持ちましたよ。上の画像のように固形燃料をこのまま使える、という点も近頃流行のさんぽストーブにだって負けてないんじゃないかと思うのですよ。全く!

UL Astronomic Foil Tarp Duo 

クッカーはTiロッキーカップのみ。夏なので蓋も不要。マーボー春雨なんかも半分ずつにわけてなら十分調理できましたよ。
UL Astronomic Foil Tarp Duo

食器はホームセンターで買ったセットもののプラスポーク(4g)とプラカップ(29g)。軽量さで言ったらこれが最高。プラなのでアチチとかにもなりにくいですし保温性も金属よりは有利じゃないかと。
UL Astronomic Foil Tarp Duo

スリーピングマットは、軽量といえばやはりダイソー園芸マットですね。1枚あたり24gですが、ラグジュアリーキャンプですので2枚持っていきましたよ。ただ、ほこらのテン場は草地でふかふかなので、2枚はちょっと過剰だったかなと反省してます。
UL Astronomic Foil Tarp Duo

で、やはりaarn Marathon Magicの大容量フロントバッグは非常に便利でした。ちょうど心臓にあたる左側のフロントバッグに、コンビニで購入した氷結アクエリアスを入れておいたことも、熱中症を防ぐための体内水冷システムとしてうまい具合に機能したんじゃないかなとも考えたり。背中のメッシュも効いていて汗をかいても不快な担ぎ心地も皆無。少し良くない点もありましたが、おおむね満足です。今後もチャリ&ピークにはこのザックが活躍してくれることと思います。


その他を含めて装備リストは以下の通り。酒、食料、水、燃料含まないベースウェイトはちょうど3kgくらいでしたのですよ。かなりイメージ通りでした。うふふうふふ。あ、いや決して、軽量化のための軽量化じゃありませんよ!自転車の前傾姿勢に担ぐには軽量化が絶対に必要だったのであります!ええ。軽量化の甲斐あって、担いだまま自転車をこいでいても腰が痛くなったりしなかったんですってば!


■Base Pack (Base Weight 2.98kg)
[Shelter] KMD UL Astronomic Foil Tarp Duo
[Peg] Arai Stick Peg x8
[GroundSheet] AMK Heatsheet Blanket
[SleepingMat] Daiso Engei Mat Red
[SleepingMat] Daiso Engei Mat Blue
[SleepingBag] Montbell UL Alpine Down Hugger #3
[SleepingBagCover] Montbell BreezeDryTech UL Sleeping Bag Cover
[Cooker] Bermont Ti Rocky Cup
[Stove] KMD CF Wasabi Sprit Burning Stove
[Stand] Imalp Wasabi Stand
[WindShield] KMD UL Photo-Graphite WindShield
[Cup] HomeCenter Plastic Cup
[Spork] HomeCenter Plastic Spork
[Hydration] Platypus 1 + Platipus Drinking Tube
[WaterBottle/Spare] Daiso Plastic Water Bag 1l
[WhiskeyBottle] Platypus Platysports
[Lights] BD Cosmo
[Lights] KMD UL Convertible Hikers Lantern
[Compass] SUUNTO Comet
[HeadNet] Cogfran Mosquito Head Net
[EmergencyKit] Original FirstAidSet
[Battery] SANYO Eneloop Mobile Booster
[Hardshell] Montbell Storm Cruiser Jacket
[BaseLayer/Spare] Patagonia Capline #3 Zipneck
[Socks/Spare] Mizuno BreathThermo 5finger socks
[Towel] Daiso Tenugui
[BackPack] aarn MarathonMagic 20
[StaffSack for foods] OR ZipBag Small
[StaffSack for clothing] GraniteGear Air Pocket L
[StaffSack for emergencykit] LOKSAK
[StaffSack for sleeping bag] Gomi Bukuro



■Worn or Carried
[Baselayer] Patagonia Runshade T S/S
[Baselayer] Montbell Zeoline LW Trunks
[SupportTights] CW-X STABILYX
[Pants] Marmot 3/4 length Pants
[Socks] UNIQLO Confort Support Socks
[ArmCover] SKINS PowerSleeve
[HeadWear] OR Radar Vizor
[Glove] Cannondale Half Finger Glove
[Shoes] VASQUE Amp
[TreckingPole] Monbell TreckingPole A/S x1


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この記事へのコメント
UL Astronomic Foil Tarp Duoの紹介ありがとうございます!
遮光性や開放感、軽さなど素晴らしい点は理解できたのですが
蚊などの虫対策はどの様にされているのかお聞かせ下さいませ。
私の血は、蚊に好かれるらしく、いつもボコボコに刺されてしまうのです~
やっぱり、虫除けスプレーとか?ですかね?
Posted by チャイチャイ at 2010年07月30日 09:53
おお、Duoではプリント柄を選べればいいなあと思っていました。
当然ながら団の徽章を象った雄々しいシンボルをプリントしたいところです。
先般、尾根の下りで団長と語り合ったのですが、
今後のわれわれのキャッチフレーズには
【黒いはがねの漢たち】というのがふさわしく思えるのですよ。
だって、【真夜中のスネークヘッド】とかじゃあ、
あまりにもそのままではありませんか!
Posted by いまるぷ at 2010年07月30日 10:36
オイラのも同じように作ってあるんですけど、チョット引っ張ると
ダクトテープの先端で少し伸びてしまうんですよ。
そりゃもうショックコードを使っていますけど、風が吹いたら千切れること
覚悟で張らねばならないですね。
ただ、ネスト用にオールウェザーブランケットを結ぶように作れば雨でも
いけそうですね。
まあ、キャンプ用で山用ではないですけど、お遊びにはもってこいかも。
Posted by 茶柱 at 2010年07月30日 21:40
KMD JAPAN CEO きまつお兄様

素晴らしい自作テントを拝見させて頂き感動しております。

所で質問ですが、上にするのはシルバー面とオレンジ面ではどちらがより涼しく又、暖かいのでしょうか?
実験しましょう!
耐風テストも兼ねて〜
3000m以下の鹿島槍にてお待ちしておりますの
(=・ω・)/2889mよっ☆
Posted by jun(槍隊放題) at 2010年07月31日 14:37
kimatsuさん、こんばんは。

わぁぁーー、すごい~!という感想です!
で、仰るとおり、この中に家族4人で寝てみてる図を想像してみましたが、
どうにも、何となく・・・。でも、スゴイです!
Posted by キキ at 2010年08月01日 23:08
法群巣のほうが、いい住宅のような・・・・
いやいや、いい点もありますよね、
気を失ったkimatsuさんを入れやすい とか(^^;
Posted by らんどらんど at 2010年08月01日 23:58
申し訳ございません!殺到するオーダーの処理に追われてまたまたすっかり遅くなってしまいました!

>団長
一応万一の場合の対策として
[HeadNet] Cogfran Mosquito Head Net
を持っていったんですが、まったく蚊とかはまったく大丈夫でしたよ。
ちょっと調べてみたんですが、標高1500mくらいから上は蚊はあまり生息してないらしいですよ。なので、テン泊といえば2500以上の団長ならあまり気にする必要ないんじゃないですかね。
Posted by kimatsu at 2010年08月02日 16:38
>隊長
団もすっかりアスリート集団になりましたですね。
俊足爆走団とかに変更もいいかもしれませんね。

で、昨日こそは久しぶりに辻堂あたりの海水浴場で分度器片手にチョコレートボディを披露しようかと思ったんですが、やはりどうしても華やかなビーチというのに気後れしてしまいまして。最近は誰のカセットが浜辺で人気なのかもよくわかりませんし。そんなことで、磯遊びでお茶を濁してしまいました。でもセクシーでしたよ、カニとかとこぶしとかが。
Posted by kimatsu at 2010年08月02日 16:48
>お師匠
おお、お師匠もAFT化改造済みですか!
昨日は海風が割りとあったんですが、やはり隅の一箇所がちぎれてしまいました。。
ただ、もっともテンションのかかる部分のElastic Ridge Line Systemはかなりいい感じなんですよ。端っこも全部同様な処理にすればもっと強度があがりそうです。ちょっと説明が難しいので今度志摩ででもお見せしますね!
Posted by kimatsu at 2010年08月02日 16:53
>junさん
さすがするどいご指摘です。
昨日は灼熱の海岸で張ってきたんですが、何も考えずにオレンジを外側にしたんですけど、暑さを防ぐには銀の方を表に張ったほうがよかったかなと考えてたんですよ。あまりにギンギラギンにさりげなさすぎますが。
槍隊放題、お誘いありがとうございます。私は日程的に参加できそうにありませんが、団長にULAFTDuoをお預けしますので、耐風テストの方よろしくお願いします!
Posted by kimatsu at 2010年08月02日 16:59
>キキさん
ありがとうございます。昨日は息子たちと荒崎に出かけてきました。
子供たちは9時ころから4時くらいまでがっつり磯で遊んでたんですが、僕はこのタープのおかげで涼しくすごしてましたのですよ。見た目もこんなですから、浜辺の注目を一身に浴びてましたよ。妻に写真見せたら「行かなくてよかった」とか言ってましたけど。
そんなに関心持っていただけたなら、お越しいただいてご家族4人で入ってもらえばよかったですね。ではまたの機会に!
Posted by kimatsu at 2010年08月02日 17:03
>らんどさん
ええ。もう、テントの入り口がジッパーとかベルクロとかまだるっこしいすぎるんですよ!時代は入り口なしです!で、昨日は長い時間いたので入り口から日が差し込むようになりましてね。しかたないのでもう一枚のULAFTをポールにひっかけて入り口っぽくたらしてみたんですが、まさに葬れ巣でしたよ。すだれを持ってくべきでした。。
Posted by kimatsu at 2010年08月02日 17:10
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