2009年07月28日 22:52
●雨具を入れたスタッフバッグを枕に、足下にはザックを、とすれば、カバーされていないのは背中だけ。となると背中にジャスト、は最小限の無駄のないサイズです。といいつつ私の体格だと少々小さすぎなのが正直なところですので、 もう一回り大きければ!なのですが
●地面のでこぼこと熱伝導を遮断する役割の最低限の範囲は充分に果たしてくれました。背グルメではない私には充分な寝心地。2泊ともぐっすりと眠ることができました。私が泊ったことがある限りの樹林帯のテン場ならばどこでもこれで眠れるように思います。安全装備ではないマットは自らが安眠できる分にはいくらでも重量を削ってもよいのではないでしょうか。
●以前に指摘した点がまだ改良されていないので、このまま使用したら寝返りを打ったりしたときに勝手に折りたたまれたりなど寝心地が悪化する可能性が考えられました。そこで、今回はこのマットを広げた上に、さらに折りたたんだヒートシートブランケットを重ねるという工夫で対処してみましたところ、懸念した”勝手に折りたたみ”状態にはならず朝まできっちり背中の下に収まってくれていました。
●広げるのも折りたたむのもやはり面倒。特に広がった状態は確実に保持されるような機構が望まれます。イメージとしては袋から取り出すと自動的にポップアップする車のウィンドウ用日よけのような。。
●この40g版はTJAR出場選手とかにこのまま提供しフラッグシップモデルとするとして、一般向け商品化には一回り大きな50g版のショートサイズ、100g版のレギュラー、150g版のラージの3サイズ展開くらいだとよいのではないでしょうか。