ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2008年08月12日

Tarptent Contrail初張り

はるばる太平洋を渡って本邦に到着して以来一度も張っていなかったTarptent Contrail、帰省した実家の庭で初張りとシームシーリング処理をしてみました。

Tarptent Contrail初張り

Tarptent Contrailの特徴
・1人用軽量シェルター (1+という表示通り、2人でもなんとか泊まれそう)
・本体重量 696g (トレッキングポール使用前提なら、ペグ4本分の約+40gで設営可能)
・シルナイロン製の屋根とバスタブフロアがバグネットを介して接続されている。(虫まみれのムッシューにならずにすみます)

本体とタイベックグランドシートとポール
Tarptent Contrail初張り

タイベックグランドシートを敷く
Tarptent Contrail初張り

シェルター本体をひろげ、4すみの張り綱をペグダウン
Tarptent Contrail初張り

入り口にトレッキングポールをたてる
Tarptent Contrail初張り

4すみの張り綱にテンションをかける
Tarptent Contrail初張り

設営完了
Tarptent Contrail初張り



ペグの効く地面であることが前提ならば、設営は非常に簡単です。山岳用ダブルウォールテントであるVL22もけして設営時間は長くないですが、さらにその半分以下の時間で設営できそうです。


底面も非常に薄いので、グランドシートなしで、例えば涸沢のような岩岩のテント場に設営するとなると、破れやしないかひやひやしそうです。

青空が透けるような薄々の屋根
Tarptent Contrail初張り

この薄々の屋根一枚で、はたして大雨に耐えられるのか、若干不安。。 まあまさにツェルトよりはましというところでしょうか。

デフォルトの4すみのペグ以外に、4辺に張り綱用ループがありますので、細引きとペグを4本ずつ追加すれば耐風性はアップしそうです。
オプション張り綱用のループ
Tarptent Contrail初張り


シェルター内部
Tarptent Contrail初張りTarptent Contrail初張り

内部からネット越しに外を見られるのは山の中で眠る時、ガサゴソと忍び寄る足音の正体を偵察できるのがよいかも、、です。


こういうテンションのかかる部分のつくりが軽量化を優先しすぎの感があるのが若干不安です。
Tarptent Contrail初張り

説明書にあったように、ホワイトガソリンで若干薄めながら刷毛でシール処理してみました。

シルナイロン用シーリング剤SilNetでシームシーリング処理
Tarptent Contrail初張りTarptent Contrail初張り

不器用な私ですが、まあなんとかできたようです。

700g強の重量はVL22の半分、設営時間も半分、、とはいえ、逆に室内に入った時の安心感も半分とも思えますが、とりあえずシーリングもばっちり(?)できましたので、まずはキャンプ場か、低山のビバークで使用してみることにします。


同じカテゴリー(道具)の記事画像
WANDERLUST TRAIL ZIP WALLET
Saucony Hattori
MYOGの世界
気になる新製品 雨具とか火器とか
eneloopモバイルブースター
気になる新製品 AMK SOL Escape Bivy
同じカテゴリー(道具)の記事
 WANDERLUST TRAIL ZIP WALLET (2013-02-19 19:34)
 Saucony Hattori (2013-01-15 00:04)
 MYOGの世界 (2012-03-20 07:19)
 AARN マラソンマジックがっ! (2012-03-02 18:31)
 気になる新製品 雨具とか火器とか (2012-02-28 06:52)
 凍結対策 (2012-01-24 08:03)

この記事へのトラックバック
「ネコの手も借りたい」の茶柱さんと八ヶ岳へ行って参りました。
桜平、オーレン小屋、硫黄岳 前編【林道とキャンプ】at 2008年10月28日 23:21
この記事へのコメント
おお~ついに試し張りですね。いいな~。実戦投入が楽しみですね。自分は明日からの休みのために仕事の最後の追い込みです。
Posted by roadman71roadman71 at 2008年08月12日 22:37
満を持して登場しましたね〜!
雨のとき、ちょっと吹き込みしそうなのが気になります。。。
ともあれ、実践投入レポがタノチミ!!
Posted by いのうえいのうえ at 2008年08月12日 23:03
ひそかにコレのレポ楽しみにしてました。
実践レポも楽しみにしてます。
Posted by hiking junkyhiking junky at 2008年08月12日 23:13
済みませんです。勝手に山に行っちゃって・・・<(_ _)>

これが新兵器の涸沢バージョンなんですね。凄そうですね。
でもこの中で隊長とチャイさんとオイラの4人宴会すると。。。

写真kimatsuさんのお宅ですか、えらく立派ですね。ヤキヤキパーチー招待してくださいよ。オミヤくらい持っていきますから。
Posted by 茶柱 at 2008年08月13日 00:21
>roadman71さん
ナイトランのroadman71さんを笹尾根で待ち構え作戦に早く投入したいですよ。
今日からのお休みはどちらへお出かけでしょうか。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 08:41
>いのうえさん
雨が吹き込みそう、というのは確かに不安ですね。
屋根をぎりぎりまで下げる設営方法が工夫できるかまた試してみます。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 08:44
>hiking junkyさん
ご訪問ありがとうございます。
実戦投入レポ、早く実現したいと思います。できれば雨の日に。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 08:46
>茶柱さん
そうですよ。勝手にお山はだめですよ。隊長か団長に入山届けを出しといて頂かないと。

実家は超ど田舎なのです。。 5張り程度はいけますので、登山基地に利用してください。ただし比較的近いめぼしいお山は伊吹山くらいなのですが。

南アのレポ楽しみにしております!
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 08:50
軽量なのは素敵なのですが・・・
やっぱり、薄薄、透け透けなのが気になりますよねぇ
女性の服なら大歓迎なのですが・・(笑)
実戦レポ、楽しみです!
Posted by チャイ at 2008年08月13日 12:26
>チャイさん
いけませんよ!涸沢純情幕営団 団長ともあろうお方がそのような御発言は。

でも【ブルーラグーン】のコスチュームはこれくらい透けてるらしいですよ、いまるぷさんからの情報によると。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 12:49
軽さは正義ですよ(笑)
バスタブもシルナイロン製なのですね。
実戦レポが楽しみです。
Posted by nhiro at 2008年08月13日 13:01
【ブルーラグーン】のスタッフは、こんな透けてるやつなんか、着てません。
全員が、ペーパーTシャツです。入店料は千円ですが、水鉄砲が1万円です。

下界で停滞中です。明日行ってきまっせ〜。

これいいですね。
かなり上の方でも、春夏専用。いえ、宴会専用。
いや、700グラムの軽量化って凄いですよ。だって缶ビア2本でしょ。
Posted by いまるぷいまるぷ at 2008年08月13日 14:57
>nhiroさん
バスタブフロアはシルナイロンとは若干違う材質のようでしたが、うすうすなのは間違いないです。軽さを追求となると仕方ないですね。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 16:37
>いまるぷさん
水鉄砲が一万円ですか!となると、ペーパーTシャツのシームシーリング用の刷毛はいかほどでしょうか?

涸沢のテント場はペグが効かないようなので、VL22じゃないとだめっぽいですね。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 16:39
これで700gですか。スゴイですね。
雨の吹き込みはチョット心配ですが、夏は涼しそうでいいですねー
実戦レポ期待しております。
Posted by ぐらっちぇ at 2008年08月13日 18:01
こんにちは

山岳用テントはまるで知識がないので「ふむふむ・・おぉ・・なるほどぉ・・」みたいに興味深く読ませてもらいました。

実戦使用後の結果報告を楽しみにしてます。
Posted by こた at 2008年08月13日 21:12
>ぐらっちぇさん
先日の夜叉神で通気性のよくない山岳テントは日中暑いことを実感しまして、これを導入してみたというのもあるのですが、あまりにすけすけなので日射で暑くなりそうな予感もしております。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 21:22
>こたさん
これは山岳用でもかなり異端な代物なのです。

こたさんも先日初張りだったんですよね。
”おー”の一言でステーシーの魅力が十分伝わってきましたですよ。
Posted by kimatsu at 2008年08月13日 21:28
700gとは。。。。驚異的な軽さですね~
やっぱり、山岳用は優れものが多いですね~
Posted by たそがれライダーたそがれライダー at 2008年08月14日 16:42
ツーリングキャンプ用だと重量より、しまい寸法の方が重要ですよね。
特にオフ車の場合は! 。。う、うらやますぃいです。。
Posted by kimatsu at 2008年08月14日 17:18
ぜひ、稜線でテストしてくださいっ!
ネタ的には「飛ばされたぁ~」を期待しちゃいますが、風雨が強かったら小屋に逃げまひょ。

私は先週、蝶穂トレッキングでMSRのツインシスターズを投入してみました。
フレームレスのシェルター・・・フラットなテン場なら森林限界上でもソコソコ耐えそうですが、涸沢のようにゴツゴツしたところはピシッと張るのが難しいので、風が強いとヤバそうです。シェルターの類はペグが効くか否かではなく、ここがポイントかも?!
夜の突風で暴れて、いつ飛ばされるか不安で熟睡できなかったっす(汗)
Posted by BOSS at 2008年08月15日 11:17
>BOSSさん
お久しぶりです!ハードな釣行記をいつも楽しく拝見しております。
おかげさまで、タロンの方も十分に活用させて頂いてますです。

ツインシスターズも御導入されたんですね。Wild Oasisと若干キャラがかぶっているようにも思いますが。
ペグが効かない場合はやはり石とかに結んでおくんでしょうか?
Contrailは張り綱が短いので予備の細引きを用意しとかないといけないでしょうかね。
テントごととばされることもあるなんていう話も聞く稜線の突風だと、こんなうすうすの生地は簡単に破れそうですね。それでも、中に入ったままとばされるよりはマシだったりして。^^

近いうちに稜線(但し2000m以下の^^)でも、こっそり試してみようかと思ってます。
Posted by kimatsu at 2008年08月15日 13:02
タロン、可愛がってやってください(喜)

ツインシスターズは息子との山行用に購入しました。
ペグが効かない場合は石を利用します。なので、細引きは余分に用意しましょう。

シルナイロン・・・雨は耐えますぞ。ただ、湿気るとフニャフニャに弛みます。結露はすごいでしょうから、夜間に一度テンションの調整が必要かもしれませんね。
実戦レポ楽しみにしてます!
Posted by BOSS at 2008年08月15日 19:29
>BOSSさん
息子さんとの山行用でしたか、なるほど。よいですね!
やはり細引き要ですか。考えたらBOSSさんがいかれるような沢だと石を利用するしかないんですよね。BOSSさんのWebを参考にバッキングラインというのを試してみようかと思います。

ちょうど明日からのキャンプが雨になりそうなのでできれば実戦投入してきます!
Posted by kimatsu at 2008年08月15日 21:57
すごく薄い生地なんですね、驚きました。
近寄る生物の足元が見えるのは良いですがモロ熊だったりすると逆に怖いですね(^▽^;)
先日キャンプ場でスケスケの蚊帳だけで寝ているキャンパーを見かけましたが「なるほど暑い夜は良いなぁ」と思いました。
Posted by 横道(チバKX56)横道(チバKX56) at 2008年08月15日 22:45
>横道さん

今のような季節だったら蚊帳だけで眠るのも気持ちよさそうですね。
流星を数えながら眠りにつくとか。。うーん、いいです。
Posted by kimatsu at 2008年08月15日 23:32
なるほど、こちらがContrailですか、確かにTrigと設営方法も形も似てますね!
700gを切る本体ってのは魅力ですねー、軽量タープと組み合わせて使っても面白そうですね。
Posted by kool8kool8 at 2008年10月23日 22:37
>kool8さん
随分似てますよね。
Trig1にインスパイヤされて作ったんでしょうね。多分。
実用性にまさるTrig1非常に魅力的ですね。

今度、roadmanさんにじっくり見せてもらいます。(笑
Posted by kimatsu at 2008年10月24日 10:15
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。